小さなころから努力の大切さを散々耳にしてきました。
頑張ったら報われるとか、『努力なくして力なし』とか、「ど根性カエル」ではないけど、頑張ることが人生でどれだけ大切かを学んできたように思います。
しかし今の世の中は努力だけが全てではないのですね。
と言うか努力する人よりも、努力しない人が優れていると言われる世界があるみたいです。
それはプログラマーとかソフトウェアエンジニアの世界。
えてして努力をしない人のほうが優れているそうで、『努力=善』ではない世界があることを知りました。
プログラマーがそうか知りませんが、「いかに努力しないで仕事を進めるか」を常に考えている人たちっていますよね。
要領がいいこの人達も実は優れた才能を持っている人と言えるかもしれません。
要領よく仕事を処理出来るってことは優秀!?
仕事を他の人に押し付けるとか振ったりしなければですが。笑
愚直にがんばる人たちがいて、努力しない人たちと仕事で競い合ったとして、努力しない人たちのほうが良い結果を得る。
実際に努力では覆らないことがソフトウェアエンジニアにはあるみたいですね。
なんだか信じられないことではあるのですが。
この事を聞いて、知って思ったことは「頑張るだけが全てではない」ということ。
でももちろん努力や頑張りが1ミリも必要ないということではありません。
努力が努力と感じないこと。
好きなことに打ち込むことの頑張りは、本人は頑張っていると思っていないでしょう。
それは努力であっても頑張りでもありません。
努力でも頑張りでもない努力はどれだけ頑張ってもよいのです。
やはり好きなことにちからを入れることは楽しいですし、好きであればいくらでも出来て苦ではありません。
すべてに力を入れるとか、がむしゃらに仕事に取り組むとか、今大切なのはそんなことではないように思います。
大切なのは一歩引いて俯瞰して物事を見ること。
組織の中の自分であるとか、自分の立ち位置を把握して、どんな期待がされていて、又どんなことに期待がされていないとか。
そこで頑張ることと仕事をうまく処理することを考える。
ここまで思い巡してたどり着けたら、がむしゃらに頑張らなくても楽しく働けるのではないか、なんて考えたりします。
一番いけないことは、囚われた考えや固定観念に縛られること。
年齢を重ねると知らないうちに頭が固くなります。
経験からの古い考えに囚えられると、世の中の動きに合わせて変化出来なくなります。
やわらかい頭で物事を考えられること。これは意識していきたいものです。