今、私の中で「YOASOBI」が大ブームである。
YOASOBIとはボーカロイドプロデューサーのAyaseさんとシンガーソングライターのikuraさんによる二人組の音楽ユニットです。
YOASOBIが歌う”夜に駆ける”の出だしである「沈むように溶けていくように~」のフレーズが頭から離れてくれません。
油断をすると頭の中で歌声が聴こえるのでした。
私がYOASOBIを知ったのは新聞からです。
コロナで外出自粛中に読んだ新聞に「新たな期待」みたいな紹介がされていました。
今、コロナによってエンタテイメント業界がずたずたになっていますが、でもその中で出てきたユニットがヒットしている紹介でした。
どうも"YOASOBI"の曲はソニーミュージックが運営する小説サイトにアップされている小説を原作として、曲が作られているようです。
曲を聴けば話を思い出すとかいいですね。
こんな話を聞くだけで曲に夢が詰まっていることが分かります。
遊び心が楽しそうというか、たぶん小説サイトと上手にタイアップしているんだろうなと思いますけど。
でもそんな遊び心が話題になって私と曲が出会えたのですから、単に曲をリリースするだけではありえないような成功例でしょう。
でもね、曲作りとかリリース方法はあまり関係がなくて、小説がどうとかよりも、"YOASOBI"は曲がリズムが素晴らしい!とても良いのです。
それは神崎エルザの曲に出会ったときに近いかもしれません。
今聴ける3曲とも感じよくすんなりと聴けるだけでなくて何回でも聴いてしまう。
今わたしは"YOASOBI"のそんな魅力に引き込まれています。
YouTubeでikuraさんが歌う「夜に駆ける」を聴きました。
動画の中ではとても簡単そうに歌っていると感じます。けれどそんなこと絶対にないでしょう。
カラオケで歌ったら難しくて「あれっ?」となる歌です、この歌はきっと。
"YOASOBI"は昨年末のデビューから3曲リリースしてますがすべてが配信限定です。
CDではありません。
配信の良いところはすぐにリリースが出来るところと聞いたことがあります。
あるアーティストさんが言っていたのですが、CDだとリリースするまでに、曲を作ってから半年くらい時間が経過してしまうそうです。
みんなの手元に曲が届くまで時間差があることを嘆いていました。
CDをリリースするのは曲が出来るだけじゃダメなのですね。
ジャケットとか、拡販とか、宣伝とか、色んな人たちが絡んで、そしてリリース出来る
まで持っていくみたい。
どうしても時間が掛かるから旬な今の気持ちを伝えられない。そのアーティストさんはそんなことを言っていました。
だから、今感じている今の自分を届けたいから配信でリリースしたと、すると2ヶ月くりで配信出来たと。
今が旬というわけではないですが、ライブが観たくなるユニットが”YOASOBI”です。
来年あたり観れますように…