プロレスラーの木村花さんがお亡くなられました。
どうもネットやSNSでの誹謗中傷が原因での自殺ではないかと言われています。
これがきっかけで「ネットいじめ」や「ネットリンチ」と言える中傷への防止策が、国会の場でも議論される見通しになったそうです。
ネット中傷は以前からあります。
わたしがフォローしていた人も、中傷からアカウント削除して消えるなんてこともありました。
ネットでの中傷がここに来て一気に注目されたようです。
木村花さんはテレビ番組のテラスハウスに出演していたそうです。
どうもそこで起こった騒動がきっかけで、SNSやネットで誹謗中傷されていて悩んでいたみたい。
誰もが利用するSNSです。
自身の行ないやつぶやいたことが批判されたり炎上したらビビりますよね。
木村花さんも誹謗中傷されたことで、世の中全部が自分に悪意を持っているように捉えてしまったのでしょうか。
逃げ道はなかったのかと思えてなりません。
非難が殺到してまたたく間に広がっていくのが「ネット炎上」です。
ネット炎上している時はあたかも世間の大半の人たちが怒ったり悪意を持っているように捉えてしまいますが、実はそうではないのです。
雑誌プレジデントに掲載されていた話では、インターネット人口4,000万人のうち過去1年間に炎上に参加した経験があるのはたった0.7%だけ。
炎上に参加するのは1件あたり数千人というところでしょうか。
しかも大半はニュースや記事をコピペしてつぶやくくらいしかしません。
「これはひどい」とつぶやく程度の参加なのです。
炎上参加者数千人の中、しつこく複数の書き込みをしたり当事者サイトに直接攻撃したりする人はさらに少なくてごく少数だけです。
その数は数十人か、多くても数百人程度だろうと言われてます。
インタネット人口4千万人のうち、ネットに書き込んで大騒ぎする人はごく一部の数十人。
数十人の人たちが執拗に書き込んでいるのが炎上の実態なのです。
誹謗中傷とはそういうものなのです。
芸能人がしゃべったこと、つぶやいたことが炎上した話はよく聞きますよね。
炎上すると世間からものすごいパッシングを受けているように捉えられますが、あれってごく一部の大騒ぎしている人たちの意見なのです。
ネットを使って積極的に動いた数十名によってコントロールされたのが「炎上」です。
一部の偏った主張であること、過大視された意見であることを知らないといけません。
それだからこそですね。
木村花さんがお亡くなりになったことを悔しく思うのです。
ご冥福をお祈りいたします。