このところ時間はあるのに本が読めない日が続いていました。
別に小説を読んでないわけではなくて、ネットに公開された無料小説だけは相変わらず読む毎日をすごしています。
読みたい本があっても何冊も積み本になっているこの頃です。
手元に本があるのにどうも気持ちが本に向かいません。
そんな中、アマゾンのプライムリーディングに矢作直樹さんの著書があるのを見つけたのです。
その本は、『長生きにこだわらない』というタイトル本。
矢作直樹さんは新聞によくある広告で見つけて、いち度は著書を読んでみたいと思っていました。
自分のフィーリングに合うかなって新聞広告を見たときに伝わってきたのです。
でもその時は結局本を買いませんでした。
アマゾンや他サイトで口コミを読んだのですが、著者の本はどの本も同じようなことが書いているみたいな評価だったのです。
こんな口コミを見たら新書を買う気持ちがなくなりますよね。
高いお金を出して新本を買うより、以前に発行された中古本を選んで購入すれば、ずっと割安価格で購入出来ます。
「内容に大きな差がないなら今は買わなくてもいいや」って、その時は思ったのです。
その後は、しばらく縁がなく本自体を買う気持ちも失くしていたのです。
でも先日にプライムリーディングで矢作さんの『長生きにこだわらない』を見つけて、読むチャンスが巡ってきたのです。
見つけてすぐにKindleにダウンロードして読みました。
本の内容は、からだのこと、加齢のこと、老化のこと、そしてスピリチュアル的なことまで書いてあります。
短い文章で、思いついたことやしゃべりたいことをまとめた本だなっと思いました。
本を読み終えて、結局この本は「今を大切に生きなよ」っと言っているのでしょう。
これは私が推奨している『マインドフルネス』にもつながるし、『西野流呼吸法』にもつながる内容が書かれているようにも思えます。
だからだと思います、私には本の内容が当たり前にすっと頭に溶け込んできたのでした。
特別難しいことや仰天すること、眉唾とかは書かれていません。
あと何年生きるとか先のことを気にして生きるのではなく、今を感じて今を生きる。
今を幸せに生きることが大切であること。そんなことが書かれています。
もちろんお医者さんらしいことも書かれています。
激しい運動がなぜ悪いとか、活性酸素が作られること、細胞への影響など、今まで漠然と知っていたことを分かりやすくて短い文章で解説されていました。
「激しい運動をするひとは、しない人より寿命が短い。」
私は知識としては知っていた話です。でもこの本でなぞが解けました。
調べれば分かることですが。笑
ちょっと入りすぎていた肩の力を抜けてくれる。そんな本でした。