mac-3's blog

好きなことを楽しむブログ。

ある街の診療所の現状です。

私は血圧やコレステロールの検査数値がよろしくないので毎月近所の診療所へ通院しています。

今日は月一回の診療所への通院日でしたが、コロナウイルスの影響でまさにこんな形で影響出ているとは思いもしませんでした。

 

いつもは先生に診察をしてもらって処方された薬を受け取って帰るというパターンです。

でも今日は違いました。

というか診療所に着いたときから、なにかいつもと雰囲気が違いました。

 

いつもと同じように健康のため今日も歩いて診療所に向かいました。

雨の中でしたが診療所前に着いた時、その時からいつもと違う雰囲気を感じていたのです。

 

それはまるで休診しているような、間違えて休日に受診に来てしまったかのような雰囲気でした。

いつもであればひとが居ることが感じられる診療所ですが、今日はその気配がありません。

ドアに”診察中”の札が掛かってはいましたが、人の気配がしないのです。

恐る恐るドアを開けると…「ほっ」受付はいつもと同じです。

でも診察待ちの患者さんがひとりもいません。

夏でもだれか座っている、受診待ちしている診療所なのに、その時はゼロだったのです。

診療所全体にまるで休診のような雰囲気が漂っていたのはこのためだったのでしょうか。

 

受付でいつものように診察券と保険証を提出すると受付のお姉さんがいつもと違うことを言います。

いつもであれば検尿のコップを持って、「おしっこお願いします」と言われるのに、その時は貼り付けてある説明文を示して、「慢性疾患の患者さんは受付で問診して頂きます。」ということを宣言されたのです。

 

これはびっくりですね。

もちろんコロナウイルスの対策による対応です。

ごく普通の街の診療所では、コロナウイルスにここまでの対応が必要なのでしょう。

 

診療所は不特定多数の人が訪れる体調の悪い人が訪れる場所です。

その中にはもしかしたらコロナウイルスに陽性の人が混じっているかもしれません。

 

小さな診療所では、なにもない慢性疾患の患者さんと熱とか咳とかで通院する人を分けることが出来ません。

診療所内の同じ環境にいることを極力短くするために考え出さられた対応案なのでしょう。

 

コロナウイルスの疑いのある人は診療所にいけません。

というのは、診療所にコロナウイルスの疑いがあるひとは「保健所に連絡して」っと張り紙がありました。

 

診療所も困っているのでしょう。

慢性疾患の人を窓口で対応して、熱が何日も続く人は保健所にコンタクトさせるとなると、診療所は「何を診療するの?」という気持ちになるのです。

これってわたしだけでしょうか?

 

これは慎重というよりも診療所の崩壊だと私には感じました。

私の人生、半世紀以上生きてきましたが、ここまで対策した病院とか診療所は見たことがありません。

 

たぶんどこの診療所も変わらないのでないでしょうか。

カゼやインフルエンザ、そして花粉症など、いつもの病気や症状では診療所に通いにくくなっています。

診療所のせいではないかもしれませんが、はやくいつもの暮らしに戻れないものでしょうか…。

 

いつもの平凡がしあわせだったと感じる今日でした。

 

 

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コロナウイルスの影響