新型コロナウイルスの拡がりによって、会社が閉鎖されるとか、事務所に出勤するなとか、在宅勤務で仕事をする可能性がずいぶんと高まっています。
私の会社でも仕事で利用しているパソコンの持ち出し許可をもらったり、テレワークに必要な準備とか心がけとかを読んだり、そして社外から接続するネットワークの強化が図られたりと、もしものとき用に色んな準備が進められています。
何もなくこのまま進めればよいのですが、今回のコロナ感染症だけは避けられないように感じます。
なので、私も頭の中でも家で就業するシュミレーションをしてみました。
まず在宅勤務になると会社までの通勤が必要なくなるので、自宅でパソコンのスイッチを入れた瞬間から就業することが出来ます。
私の場合は朝と夕刻の通勤往復で1時間20分くらい掛かっているでしょうか。
この時間が不要となり、フリーに使えます。
朝に慌ててトイレに行く必要もなくなるし、自宅がオフィスであれば、朝から温かいコーヒーを頂くことも出来ます。
これはありがたいですね。
平日なのにゆったりとした朝が過ごせるかもしれません。
次の利点はネット環境でしょうか。
会社のネット環境、特に社外と接続するネット環境はけっして快適とは言えません。
たぶん回線の太さに対して利用者が多すぎるのだろうと思います。
時間帯によっては速度が遅くてイライラすることさえあります。
それが自宅オフィスであれば改善されて、社外とのアクセスは格段に快適さが上がると思われます。
ただし、社内インフラと接続する場合はどうでしょうか?
自宅から会社のメールサーバーとかファイルサーバーにアクセスして、快適利用が出来るのでしょうか?
たぶん私クラスの社員が在宅勤務するとなると、工場の社員全員がまるごと在宅勤務になると考えます。
そんなにおおぜいの人が社内にアクセスするとそこで混雑が起きるような…そんな不安があります。
あと気になるのは過去に発行した書面とかでしょうか。
今だにキングファイルで紙管理をしていて書面ってありますせんか?
ファイルのインデックスで連番を取得して、捺印もらった発行済み書面をファイルして管理しています。
そんな仕事が残っています。
新たな案件があった場合でも、過去データとして以前の発行書面を見直すようなことがあるかもしれません。
紙ファイルへのアクセスは自宅オフィスであれば出来ませんよね。
サーバーにアップされている電子データやファイルは、パソコンやスマホがあればアクセス出来ます。
でも紙ファイルはさすがに事務所に置きっぱなしにするでしょう。
いちいち確認なんて出来ませんよね。
これは不便だと思います。
もし在宅勤務になっても事務所にだれかひとりやふたりはメンバーを待機させるのが良いかもとは思いました。でも現実的ではないですね。
自分の仕事とかファイルとか、いくら同じ部署のメンバーでも詳しく誰も知りませんから。
事務所に残っていても邪魔になるだけかもしれません。
頭の中でシュミレーションするだけでも色んなことが思い描けます。
でも実際に行動すると、たぶんうまく行かないのだろうなってことがいっぱい出てくると思います。
ほんとうに家で仕事が出来るのでしょうか?
家の中で仕事の(怖い)顔をしていると、嫁に怒られてしまうのではないかと不安です。
通勤がないので体は楽が出来ても、家の中がギスギスしないかなぁ…
でも今はそこまで考えても仕方がないのかもしれないですけどね。
どうなるか、その時にどう動くかが楽しみではあります。