すごくインパクトがある曲に出会いました。
その歌は戦ってあらがって生きていく、それが自分だということがひしひしと伝わってくる曲です。
彼女の持つ特長的なきれいで力強い高音を駆使して歌い上げられているから余計に引き込まれる曲です。
この曲を生で聴きたくて、大阪で開催されたライブに行ってきました。
ライブ開催は月曜日、そうです平日です。
平日、しかも月曜日でも入場者はかなり居ました。
わたしも有休を取って会社休んで参戦したくらいです、同じ思いの人がたくさんいたのでしょう。
黒木渚さんのライブの感想は、このライブは観てほんとよかったと言えるライブ。
とても熱い渚さんの気持ちがビシバシ感じられたライブです。
わたしはいくつもライブを観てますが、こんなにアーティストの気持ちが伝わってくるライブはそうそうありません。
もうこっちも夢中でステージを観てました。ステージから彼女から目が離せませんでした。
ライブ時間の2時間は、確かに世界の中心に渚さんが居たかのようでした。
渚さんは喉の病気で長く歌えませんでした。
大阪ではひさびさのライブ。
MCを聞いて4年ぶり、2年ぶり?
どっちなの?分かりませんがそれくらい大阪では久しぶりのライブだったそうです。
だからでしょうか?
ライブ中に彼女が目元の涙を指で拭う姿がなんども観られました。
観ているこっちにまで気持ちが伝わってきます。
「あぁ、ライブ出来て嬉しいんだろうな」というのがビシビシと伝わってきました。
彼女自身も「楽しい~」を連発していたし、観客も大盛りあがりです。
彼女は異色といえるアーティスト。
公務員を辞めて、東京に出て、しゃべくり007にも出演して、これからというときに厄介な病気である”喉頭ジストニア”を患って活動を休止したアーティスト。
波乱万丈といえるかもしれません。
そして昨年に4年ぶりフルアルバム「檸檬の棘」をリリースして、今回のワンマンライブツアーが敢行されました。
今まで歌えなかった期間いろんな事があったろうに…と思います。
悔しさとか、じれったさとか、そんな一切合切の気持ちが一気に爆発したようなライブです。
ステージもですが、観客もいっさい手を抜きません。
すべての曲を渚さんと観客が一緒に演じて歌って楽しんでいました。
ステージ上でふと見えた、 彼女の素肌に浮かぶ汗の量を観れば、もうポップスではなくロックですね。
このライブ凄すぎです、”激情”といえるくらい昂ぶるライブでした。
渚さん、気持ちはビシビシと伝わりました。
「さぁ一緒に目指しましょう、武道館を!」