サウナの良さを説いた「サウナ術」の本を読んでから、サウナに入りたくてしかたがない。
本の影響から年末に自宅近くのスーパー銭湯で回数券を購入して積極的に入り初めたサウナです。
あの日から毎週サウナに入って3週目。最近になってやっとサウナで『ととのう』という意味が分かったように思います。
以前にブログで紹介した『人生を変えるサウナ術』、この本を読んでからサウナに入りたくてしかたがありませんでした。
本を読んでからは実際に著者のマネしてスーパー銭湯でサウナに入り始めました。
毎回行くたびにサウナには3回入ります。
サウナに入って水風呂に入る。そしてその後に外気にふれる。このローテーションを3回繰り返すようにしています。
サウナが1回7~8分くらい、水風呂は1~2分、そして外気浴が5~6分です。
サウナに入っている時以外は悪い視力のせいで時計が見えず、正確に時間把握が出来ていません。
感覚でだいたいこれくらいの時間を繰り返し、最後にプラスしてからだを洗いおよそ1時間コースです。
サウナに入ることで得られる『ととのう』ということはどういう状態でしょう?
本を読んで、そしてインターネットで想像はしていました。でも具体的には体験していません。
サウナに入り初めた当初には、「サウナって結構気持ちがいいかも」という気持ちでした。
だって熱いサウナから水風呂に入るという急激な温度変化なんて、ほとんど体験したことがなかったですから。
サウナと水風呂を繰り返していると、水の冷たさも外気の寒さもあまり気にならなくなることが気持ちいいと感じられる。
それはとても新鮮なことでした。
でも『ととのう』という感覚は実感すること出来ていません。
「あ、これのことかな?」と思ってはいましたが、今思い返すとまだまだ整ってはいなかったと思います。
サウナ初心者だから緊張した状態で探りながらなので勘違いしていたのかもです。
サウナに通い始めて3週間目、『ととのう』ということが突然に自覚出来たように思えました。
『ととのう』ということが、その感覚が分かったような気がしたのです。
サウナに入っているときはずっとテレビの音が聞こえています。
聴くわけではなく聞こえてくるテレビの音を聞いていれば、7分とか8分の時間はあっという間に過ぎていきます。
次に入った水風呂では神経を集中して入浴しています。
それは油断していると水の冷たさを感じてしまうからです。
その後の外気浴は”温と冷”の後なので結構「ぽけ~」としたクールダウンタイムです。
”温と冷”でからだに負荷を掛けてから、徐々に通常状態に戻っていくのを外気の中で「ぽけ~」としているのです。
この外気にさらされている時間はからだに負荷がかかった後なのであまり考えること出来ません。
いつも頭に浮かぶ邪な考え、過去のことやまだ経験していない未来のことなど、頭に浮かばなくなるのです。
はっと気づいたのです、頭がクリーンになって”今だけ”を感じていることを。
これってマインドフルネス!?
”今”を感じるために座禅を組んで取り組んでいるマインドフルネスの状態だと気付いたのです。
しかもかなり純度の高い状態、頭がスッキリしたマインドフルネス状態であることを感じたのでした。
それはサウナで『ととのう』ことが分かった瞬間だと思います。
『ととのう』を体験した今、もうサウナがやめられないかもしれません…