私は文字に飢えている。
それは活字中毒と言えるくらい。ちょっとでも自由に出来るすきま時間があれば、小説を読んでいるのである。
もっとも普段読んでいるのは軽い小説ばかり。頭を使わなく読める、そして楽しく読める小説ばかりです。
もっと満足するために欲を言えば熱くなれる作品が読みたい。
もし自然と涙が出る話があれば…と思う。
それは贅沢なのでしょうか?
そんな熱い作品には、ごくごくたまにしか巡り会えていない。
私は普段、ネット上の小説サイトに公開されている小説を愛読している。
最近、お好みのサイトは「カクヨム」そして「小説を読もう」サイトである。
どちらのサイトもバラエティにとみ、色んな小説が読める。
その他にもweb上にはR18の大人向け小説を扱っているサイトまで読むことが出来る。
ありがたい世の中だ。
小説を読もうのサイトでは、サイト情報では公開されている小説数は70万作品。
すごい数ですよね。(※2020/1/7時点)
もちろんすべての作品が完結しているわけではない。
サイトの性質上、連載形式でアップされてるため、連載途中で放置されてエタっている作品もたくさん見かけます。
ランキング上位に掲載されている作品だから面白いとは限らない。
面白いだろうと思って読み始めても、まったく心に響かない作品もある。
「シロウト的だなぁ」と思う作品でも、読んだあとで頭に残ってしまう作品にも出会える。
それがweb小説サイトの良いところだろうか?
作品によっては作者側がエタらずに読みて側がエタる場合もあります。
抑揚のない話がまるでループしているように淡々と綴られ続ける作品。
取っつきやすくて読みやすく、さらにそこそこ分量がある。
このうえ評価もよいとなれば「結構いいかも」と読みすすめる。
でも途中で止まる、飽きてくるのである。
しかし、これってweb小説サイトだけではないですね。
何十冊と連載されている有名ライトノベルでも、読み始めた初期の勢いは途中で失ってしまう。
いつからだろう?
あれほど好きだったのにまったく読まなくなってしまった。
初めはどんなに好きで恋い焦がれても、長年連れ添うと冷めてしまう…次第に離れてしまう。
あぁ、なんて無情なんだろう…
ひとでも本でも同じ…ちょっと昔の悲しかったことを考えながら読むべき本を考える。
そんな私だけれど、ビジネス書だけはきちんと製本された”本”を読んでいる。
読んで気になった箇所とかページとか、繰り返し読んだり、さかのぼって探すにはスマホやタブレットの電子媒体では紙の本には太刀打ちできない。
これだけはかなわない。
軽くサクッと読むにはwebや電子媒体が優れているが、じっくり読んだり、さかのぼったり、そして気になる箇所だけ繰り返し読むには、やはり製本された”本”が一番。