どのアーティストも嫌になるくらいに言うことが揃っているのです。
大阪で名物といえば何?
大阪で何を食べました?
大阪に来たアーティストのライブで大阪の食べものが話題に上がると、ほぼ決まって『たこ焼き』が話題に上がるのでした。
確かにライブハウスが多く集まるキタやミナミ周辺には、たこ焼き屋さんが多いです。
アメ村周辺なんかでは「3歩歩けばたこ焼き屋にたどり着く」と言えるくらいにたこ焼き店同士が近くで競合商売をしています。
多くのたこ焼き屋さんがあるくらいですから、たこ焼きは大阪のポピュラーな食べ物であることは私も認めています。
たこ焼きはひと舟がワンコイン程度のお金で買えますし、おやつにそして昼食にだってなります。
大阪の家庭には必ずたこ焼き器が備えられていると言われています。
私は生まが大阪ではありません。
大阪育ちの嫁の実家を訪ねた時、歓待でたこ焼きパーティをしてくれました。
たこ焼きは、専用のバケツで粉をといてテーブルに置いたガス式のたこ焼き器で焼くのです。
食べた数を憶えていないくらい、考えられないくらいにほぼたこ焼きだけを食べました。
たこ焼きは生地から味がついていてソースを掛けなくても美味しかった。
もちろんソースを付けても美味しかった。
その日はたこ焼きが大阪のソウルフードだと感じた日です。
いくらでもたこ焼きを食べられてとてもしあわせでした。
たこ焼きは大阪のソウルフードですが、来阪アーティストのほぼ全員が話題にするのはちょっと違うのでは?と感じるのです。
ちなみにですが、”たこ焼き”以外の食べ物を話題にしたアーティストが二人だけいました。
ひとりは”藍井エイル”さん。
エイルさんは『紅しょうがの天ぷら』を食べたことをライブの話題にしていました。
大阪の天ぷらでは珍しくない紅しょうがですが、全国区の食べものではなかったようです。
私は知らなかったです。
「へぇ~そうなんだ」と逆にエイルさんから教わりました。
もうひとりは”やなぎなぎ”さんです。
なぎさんは大阪出身、ライブは大阪に帰ってきた凱旋ライブの感じです。
食べものの話題も、大阪に帰って何を食べるかとか、バンドメンバーは大阪で何を食べるとか。
やなぎなぎさんのライブで聞いた食べものが『揚子江ラーメン』です。
透き通るように透明なスープのラーメンです。
ライブ後に私も揚子江ラーメンが食べたくなって、別の日に梅田本店でラーメンを頂きました。
確かに透き通るスープであっさり系ラーメンでした。
揚子江ラーメンの味を表現するとしたら、お酒を飲んだあとに締めで食べたら美味しいと感じる味です。おかわりがしたくなる美味しさでした。
大阪に来たアーティストさんには、大阪くいだおれのおいしい食べものをいっぱい食べて帰って欲しいものです。
お好み焼きとかイカ焼きとか…うん?おかしい!?パッと思いつくのが粉ものばかりですね笑