私はずっと思っていました、ひとりで楽しめないと大人じゃないと。
最近になって知ったのですが、「孤独力」ということばがあるそうです。
「孤独力」って言うと何か寂しいことばのようにも聞こえますが、これは能力を表すことばみたいです。
孤独な状態でも「ひとりでつらい」と感じないできちんと楽しめる・
きちんと自分と向き合うことが出来る能力を「孤独力」と言うみたいです。
人は周りの人たちと支え合って生きていくものですが、おとなになるに従って人との繋がりが希薄になってきますよね。
若い頃に一緒に笑い合っていた仲間達も、50代になった今、気がつけばみんなバラバラに暮らしています。
「そういや週末はいつもひとりで遊んでいるな」っと、ひとり遊びをしている自分に気づく瞬間がたまにあります。
でもこれはたぶん皆んながそうなのではないでしょうか。
おとなになると大切なことが増えてきます。それは家族だったり、仕事だったりetc.ですね。.
その家族もやがて成長して巣立っていくでしょう。孤独とはそんな時になって初めて気づくものかなっとは思います。
人は支え合って生きていくのですが、ひとりでも苦にならない能力の「孤独力」を鍛えておくほうが、人生がずっと生きやすくなるみたい。
私の思う「孤独力」はひとりで楽しめる能力です。
自分ひとりでも生きていける能力を「孤独力」と言えるでしょうか。
では想像してみてください、自分はロビンソン・クルーソーで無人島に漂着したとしたら。
さてどうなるでしょうか?
自分の場合、サバイバルする力がまったくないのですぐにダウンします。
そしてゲームオーバーでしょう。
でもこれが無人島ではなくて、知り合いが全くいない大都会の真ん中に放り込まれたとしたらどうでしょう?
このケースであれば都会の便利さを利用して生きていける気がしませんか?
たとえ周りがグループ作ってつるんでいても、その中で自分がひとりだけ、ボッチであったとしても私は都会を楽しむことが出来るだろうと自信があります。
映画でも、ライブでも、食事でも、観光でもね。
どんな状況でもひとりで楽しめるでしょう。
ほとんど根拠はないのですが。笑
今年始めたオンライン英会話でフィリピンの先生たちから、「週末どうしてた?」とか、「どこか出かけた?」とか、聞かれます。
私の答えは、「映画にいった」とか、「ライブ参戦した」とか回答してます。
でも、いつもその後で必ず「一人でいったの?」と聞かれるのです。
イヤですね。
最初のころは「うゎ、これって”いじめ”やん」と感じていました。
だって、いつもひとりなのに、知って「ひとりで?」と聞くんですよ。
イヤミかいじめにしか感じないですよね。
「I have fun alone.」ひとりで楽しんでますよ、答えていますけど。笑