mac-3's blog

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なぜ、都道府県ごとに最低賃金は決められているのだろうか…

10月から最低賃金が改定されましたね。

今回は賃金について思うところを書いてみたいと思います。

 

最低賃金は各都道府県によって違います。

時給額は東京では1,013円、大阪では964円が改定後の最低賃金です。

 

東京では、とうとう時間給が千円台に突入ですね。

私が京都の高校生だった時、デパートのお中元配達をしたバイト時給がたしか450円です。

あれから30年少しの時間が経過してやっと倍額くらいになりました。

ちょっと遅いかもと思っています。

 

色んなメディアで人が足りないと云っているから値上げは当然に感じますが、一般社員はどうでしょうか?

最低賃金がアップされるのだから一般社員の給与もアップされると信じたいですね。

 

うちの会社はどうでしょうか?

うちの会社は賃金体系が年功賃金ではないので、各年度の成果ごとに賃金が上がりもすれば下がることもありえます。

なので、最低賃金だけでなくてベアが改定されても賃金がどうなったのかがちょっと分かりません。

 

実際に給与明細をもらって初めて分かる感じです。

計算してももらえる数値を弾けるのものではありません。

 

賃金で思うのは、日本の賃金は世界主要国と比べた場合に比較的安いこと。

 最近多くの外国人が日本に遊びに来るようになったはなぜでしょうか?

ひとつの原因として言われているのが、日本のモノやサービスが外国人に安いと思われているからです。

 

例えばディズニーランド。

ディズニーランドは日本以外にアメリカ、フランス、そして上海と香港にありますね。

そのディズニーランドの入場料は世界で統一されていません。

入場料は各地のディズニーランドが現地の物価や状況から判断して価格を決めているのです。

 

そしてなんと!日本のディズニーランドが世界最安値だという話です。

 

日本は長いデフレ期間を経験している間に、世界の主要国の中では安い国になっていたのですね。

 

これから継続して日本経済を発展させるためには、経済をやはりインフレに持っていかないとダメだと私は思います。

日銀のインフレターゲットが2%、でも声だけで目標倒れになりそうな状況です。

そんな今だからこそインフレに向かうために最低賃金のアップが必要なんだろうなと思います。

 

あと賃金で思うのは、なぜ最低賃金都道府県ごとに定めるのでしょうか?

日本は決して広い国ではありません。

電車に乗って15分も走れば隣の県に入れるくらい近いです。

 

都会の東京とか大阪では千円前後が最低賃金、でも隣の県では850円前後だったりします。

 

これっておかしくないですか?

これだけ賃金差があれば、若い人とか、働きたい稼ぎたい人はみんな都会で働きますよね。

 

いくら地方が若者を呼び戻す活動をしても、田舎で働きたいと思わないでしょう。

だって同じ時間労働をしても賃金が安いのですから。

 

最低賃金は国として統一するしかない、それが私の考えです。