車を運転しながらスマホや携帯を操作する、いわゆる「ながらスマホ」ですが、道路交通法が改正されて今度の12月1日から罰則強化されます。
今までであれば、「ながらスマホ」の違反は減点1。そして反則金が6千円でした。
12月からの改正では、減点3、そして反則金が18千円に大幅アップされます。
いままでの3倍ですね、かなり重たい違反へと扱いが変更されます。
18千円の反則金といえば、速度超過25km/時以上~30km/時未満と同じ金額です。
制限速度40km/時の道路を70km/時で走る、または制限速度80km/時の高速道路を110km/時で走るくらいに、「ながらスマホ」をすると言うことは同じくらい危険だと国が判断したのでしょう。
「ながらスマホ」は確かに危険です。
車だけでなくて、歩行時でも自転車ででも、危険を感じたことあります。
歩道を歩いていて、「ながらスマホ」の人にぶつかりそうになったことありますよね。
向こうは気づかずにこっちが避けることって確かにあります。
先日も「ながらスマホ」をして自転車に乗ったお兄さんとぶつかりそうになりました。
こっちは道路の右端を遠慮しながら歩いていたのにです。
向こうも道路の左端を自転車こいでいたのはよいのですが、前を見ていません。
あと少しで自転車とぶつかるところでした。ほんと「ながらスマホ」は蔓延しています。
車でも、歩行でも、そして自転車に乗っていても、今ではスマホが手放せない社会になったと言うことでしょう。
道路交通法が改正されたのはそんな社会だからでしょう、きっと。
私が思うには法律や罰則を強化するより仕組みとか形態を変えさせるほうが、よりスムーズに安全になるのではないでしょうか。
罰則や反則金を上げてドライバーを締め付けても、ドライバーが運転中にはスマホを操作しないことに期待するしかありません。
いくら罰則を強化したところで、ドライバーが守らないことには違反や事故は減っていかないと思います。
ドライバーのモラルが低いと違反と事故が起こるかもしれません。
それならば、自家用車に乗れば運転しているとみなして、スマホの操作をロックするとか。
運転者はスマホとは音声コミュニケーションしか出来なくするとか、スマホの画面はロックされてウェアラブルでないと確認が出来ないとか…。
本当にスマホに関わる事故を減らしたいなら、そんな機能を盛り込ませるようにスマホメーカーに意見していくべきではないでしょうか。
まぁ、あと10年もしたら車が自動運転で走るようになり、運転者が「ながらスマホ」していても、運転中に本を読んでいてもかまわないようになるとは思いますが。笑