今、家庭用のお風呂が変わろうとしていることをご存知でしょうか。
それは年中シャワーしか使わない人が増えてきているからです。
一昔前までは湯船に肩まで浸かって温まるのが「お風呂に入る」でした。
でも家庭用お風呂に温水シャワーが付いているのが当たり前になってきた今では「お風呂=シャワー」という人が増えてきてるのです。
そういうわたしも、いつの間にか夏場はバスタブにつからなくなりました。
夏場は風呂に入るのも暑いですし、風呂から上がった後はとにかく暑い。
だからか夏場はシャワーだけで十分と感じるようになりました。
でも冬場は逆です、バスタブにほぼ毎日つからずにいられません。
というのは、うちのお風呂場は冬場がとにかく寒いんです。
シャワーを浴びただけではからだが温まりません。脱衣所で震えてしまいます。
風呂場や脱衣所がもっと暖かであれば、冬でもシャワーでよいと思うわたしです。
では世間ではどうなのでしょうか?
上記のリンク、『お風呂に関するアンケート』では6割がバスタブにつかっています。
シャワー派は全体の4割みたいです。
このデータを見れば「なんだ、お風呂につかっている人が多いんだ」と思えるかもしれませんが、若い人ほどバスタブにつからないひとが多いそうです。
ということは、5年後とか10年後とかどうなっていくかと言えば、シャワー派の比率が今より大きくなって、半数以上の家庭ではバスタブにつからないということになるのではないでしょうか。
もちろん中にはシャワー派からバスタブにつかる派に変わるひともいるでしょう。
だけど過去から今の変化をみてそして今後を考えた場合、わたしはシャワーだけ家庭が増えると思います。
「お風呂はシャワーだけ」で良いというひとがもっと増えてきたら、お風呂にバスタブは必要ありません。
西洋式のシャワー用浅いバスタブになるか、もしかしたらお風呂場にバスタブは失くなるかも!?とわたしは思っています。
限られた面積しかない日本の家庭では、”バスタブなし”という風呂場もありだと考えます。
今、シャワーの普及によって「お風呂につかる」文化が変わりつつあります。
この変化は、ユニットバスなどの家庭用お風呂設備の形態がシャワー中心に変わっていけばより鮮明になるのでないでしょうか。
さらに変化のスピードも加速するでしょう。
気がつけば湯船につかるのは温泉やスーパー銭湯に行った時だけ。
もしかしたらそんな未来が待っているかもしれませんね。