男性の皆さん、女性専用車両に乗ったことはありますか?
普段の駅とか乗りなれた電車であれば間違っても乗ることはないと言えますが、私は先日乗っちゃたんです。
もちろんわざと乗ったんじゃありません。
間違って乗っちゃたんです。
それは夜の21時台、JR始発駅でのことです。
駅の改札からホームに止まっている電車に乗ろうと階段を降りていました。
電車の出発時間が迫っていたのでしょう、ホームに降りたらすぐにでも電車が出そうな雰囲気になったので私は近くの車両に飛び乗ったのです。
電車は空いていました。
何人か座っていましたが始発駅なので座席に空席があります。
私も座ることが出来ました。
後で気づいたのですがこの車両が女性専用車両だったのです。
でも乗車した時には周りに男性も座っていたんですよ。
男性が私だけだったわけではありません。
電車が大阪の街なかに近づくにつれて乗客も増えてきました。
私は座っていましたがどうも落ち着きません。何かおかしいと感じだしたのです。
それはやはり女性が圧倒的に多くなってきたからでしょう。
近くに座っていた男性が下車したあとは、すぐ近くに他の男性が立っていました。
でもその男性の動きが不自然だったのです。
何か不安感に襲われているような感じで他所の車両を覗いているようだったのです。
その男性は気づいていたのでしょうね、女性専用車に乗ってしまったことに。
男性は次の駅で降りました。
後で考えたら、この男性は降りたのではなくて別の車両に移ったんでしょうね。
そこからは目に入るかぎる男性は私ひとりです。
「おかしい!?」と、急に不安が胸に拡がりました。
周りが女性ばかりで男性がいない。
私もさっき隣に立っていた男性と同じように車両を確認しましたよ。
でも車両のどこにも女性専用車とは書いていないのです。
戸口を見てもそれらしいこと書いてありません。
もしかしたら書いてあるのかもしれないですが、私は見つけられませんでした。
「もしかしたら間違って乗っている」、しかたがないので、不安を持ったままずっと寝たふりをしていました。
いまさら別の車両に移れませんしね。
その後に周りの女性に何か言われることもなく、およそ15分くらいで目的の駅に着きました。
下車するとき外から電車を確認したら、ホームには確かに女性専用とか書いてありました。
やっぱりです、乗車した車両は女性専用車だったのです。
降りてから恥ずかしくなって次に乗る電車のホームに足早に向かいました。
でもこれって起こりうることですよね。
女性専用車両には間違って乗車した男性に分かるように、何かの表記をしておかないと男性がかわいそ過ぎます。
私は女性専用車両はピンクに塗った車両にしてしまう。
そこまですれば誰もが女性用車両と分かる区別になると考えます。
それくらいしないと私のようにあとから恥ずかしくなる男性が増えますよね。
ほんと「ふざけるな!」という体験でした。