お医者に言われたからとか、体重増えたからとか、少しでも運動しなければとウォーキングを始めるひとは多いのでないでしょうか。
私も雨が降るとか何か都合がある以外は、ほぼ毎日ウォーキングをしています。
最初はよくある理由から、医者に「運動したほうがいいですよ」と言われたことが契機です。
突然「運動!」と言われたらどうします?私がその時に思いついたのは、
- ジョギング
- スポーツジム
- ウォーキング
この3つしか思いつきませんでした。
そして選んだのがもっとも手軽なウォーキングです。
ウォーキングはからだへの負担が少なくてお金も掛からない有酸素運動。
トレーニングウェアとスポーツシューズを準備して気持ちを盛り上げて歩き始めました。
ウォーキングを始めて分かったことは、それは結構時間が掛かること。
まずは住んでる街を一周することを目標に歩き始めたのですが、だいたい1時間くらいウォーキングに時間を取られます。
その日の体調にもよりますが歩く時間は40分から50分くらい。
あとは自宅に戻ってから水分補給する時間とか、ウォーミングアップとか、クールダウンの時間。すべてを合わせれば1時間くらい掛かります。
毎日ウォーキングして体調が変わるのか?と言うと、私の場合は変わることがありませんでした。
それまでとまったく同じで変わらずでした。
体重もウォーキングを始めたからと落ちることもなく、それまでと同じ現状維持か、あるいは若干増えたりすることもありました。
わたしの場合は体調面でほとんど変化なく貢献してくらなかったウォーキングですが、メンタル面では効果を感じました。
いまだに歩くことを続けているのは、メンタル面での効果のおかげと言えと思います。
メンタル面に効果があったのはつぎの3つの要素によると思います。
- 気分転換
- 大好きな音楽を大きな音で聴ける
- 自分の街をリアルに分かる
1つ目は「気分転換」。
普段の平日は会社で仕事して自宅で食事、風呂、そして寝るだけです。
あと少しだけ趣味のネットを巡回するくらい。
ほとんどが室内、ウォーキングという理由をつけてやっと屋外活動をしています。
屋外活動は頭で考える以上に自然に触れ合えます。
暑さであるとか、風の強さ、月が丸いとか大きいとか…etc.
自宅と会社を往復するだけでは味わえない気分転換がウォーキングで得られます。
2つ目の「大好きな音楽を大きな音で聴ける」
ウォーキングのお供には、いつも大好きな音楽と歩いています。
歌が好きでも大きな音で音楽を聴けるチャンスってそうそうないと思いませんか?
自宅では家族とか隣近所が気になって常識的な音量でしか聴けません。
聴けるのはひとりで乗っている車かイヤホンで聴いている時くらい。
ウォーキングは歌を聴くチャンスですね。
3つ目の「自分の街をリアルに分かる」
自分が住んでいる街って、実はよく知らない…そんなことはありませんか?
知らない間に近所の居酒屋がラーメン屋に変わっていたり、コンビニの隣にお医者さんが開業していたりと、家と会社を往復しているだけでは自分が住んでいる街の変化に気づかないかもしれません。
でもウォーキングをしていると変化を目にすることが出来ます。
昨年9月の台風の後。
あの時は我が家の屋根も被災しましたが街のあちこちでも被害を目にしました。
神社の大木が倒れたり、お店の看板が飛ばされていたり、屋根のブルーシートをあちことで見かけたりと、自分の街をウォーキングして初めて実感として被害が分かります。
街のリアルな変化が分かるのがウォーキングの効果です。
自身の経験から云って、ウォーキングは体調面よりメンタルとか街のリアル変化が分かるとかに効果が”大”だと言えます。
自分の街を歩くことで今まで見えてこなかったものを、リアルに感じてみてはどうでしょうか?