「痛くない歯なのに抜かないとダメ!」
虫歯で駄目になった歯を抜いたことはありますが、本日は痛くない歯を抜きに歯医者に行ってきました。
私には左下の奥歯2本がすでに虫歯で抜歯済、今回の抜歯で左奥3本目の歯がなくなることになります。
以前から2本の歯がない私は部分入れ歯をしていました。
部分入れ歯をしたら分かりますが、ずっと入れ歯をしているのは結構な負担になってくるのです。
精神的に邪魔になってくると言えばようでしょうか。
気になりながら、それでもきちんと装着して寝る時だけ外す毎日を繰り返していました。
でも夏休みだけ1週間装着しないで過ごしたのです。
休みに外したのは、窮屈で嫌だったからですね。
以前からの習慣なので何も問題ないと思っていました。
でも休み明けから入れ歯を装着し始めると何か違ったのです。
しばらくは何もなく、取り外しとか装着するごとに少し痛いと感じるくらいです。
でも久しぶりだからと思っていたのですが、その痛みは引いていくどころか増していきました。
あまりの痛みに装着を再開して4日目の木曜日には入れ歯を止めてしまいました。
この時すでに歯ぐきが炎症していたのです。歯ぐきで歯周病が進行していたのです。
歯ではなくて歯ぐきが痛い。以前にも同じ場所で同様の痛みがありました。
その時は歯医者で注射を打ってもらってやっと痛みが引いた憶えがあります。
痛みだすとなかなか痛みはひきません。
週末になってもやはり歯ぐきは痛くて、痛い方では物を噛めない状態です。
週が明けて歯医者を予約したのですが、あいにくその週は予定が詰まっていて土曜日の予約になりました。
痛みをがまんして過ごしていると、痛み?腫れ?は少し収まってきたように感じてきたのですが、今度は奥歯がグラグラとゆれるくらいになったのです。
奥歯は根付いている感じしないで、歯が抜けてはいないけど浮いているような感じです。
舌でいじると歯並びから外れて一本だけ孤立しています。
歯医者に行く土曜日には「もう抜くしかない」と覚悟が出来たほどです。
実際に歯医者では診察してすぐに抜歯となりました。
今回の治療が、虫歯でなくて歯周病で歯を抜くはじめての歯になりました。
歯はいちど生え変わるけど、後は二度と生えてきません。
今では歯磨きとか口内ケアは欠かさずにしています。
でも子供の頃はケアしていませんでした。
この為に大人になる前に私は奥歯を2本失っていたのです。
今になって思えばこれってかなり悔しい!
なぜケアしてこなかったのか。
虫歯の治療はしていました、でもそれを繰り返すだけ。
私は日頃の歯磨きをして歯をキレイに掃除する。
たったそれだけのケアを、歯磨きというケアをしてこなかったのです。
原因は分かっています、それは自分がだらしないから。
歯磨きしたくないとか、面倒くさいとか、ずるずる過ごしていた少年時代。
乳歯であればまだ許せるかもしれません。
でも永久歯に生え変わって歯磨きをめんどくさがっていた自分は最悪です。
おとなになった今、考えると子どもに歯磨きさせる親にならないとダメだということ。
子どもが楽なほうに向くのはしかたありません。
でも将来に渡ってのリスクを背負い込む、”歯”がとても大事なことは親が口酸っぱく絡んでいかないといけないと言うこと。嫌われるくらいに絡まないといけないこと。
自分はダメで出来ていません。
だからこそ”歯”の大切さ教えて小さな子どもたちを導いてあげて欲しい…。
私はそう思うのです。