『ニコニコ超パーティー2019』は開催されないことが決定した。
毎年秋に開催されてきた『ニコニコ超パーティー』、今年は開催しないことが決まった。
昨年初めて参加して、あれほど愛にあふれたイベントは他では観られないと感じて今年も是非にと思っていた。とても残念である。
今、ドワンゴは事業を見直して再構築し始めている。
再構築の一貫でパーティーの取りやめもあるのでは?という予測もしていたし、覚悟をしてもいた。
ニコニコ本社とニコファーレの取りやめて、そして新たな挑戦に切り替えている途中のニコニコ動画。
春の超会議は、ニコニコ動画自体を表したようなイベントなので意地でも開催するだろうと思う。
では超パーティーはどうか?
ドワンゴの判断は”取り止め”となったようだ。
ただ超パーティーの開催中止と合わせて、形を変えて開催すると期待を持たす情報公開がされた。
場所や時期、そして出演者や時間など、いろんな事にメスを入れて、新しいイベントとして開催されると予想をしている。
ただ言えるのは今まで”さいたまスーパーアリーナ”で開催されてきた、あの愛に溢れた超パーティとは違うイベントになるだろうということ。
ニコニコ動画が持っているパフォーマやコンテンツを使って開催するイベントであればすごく楽しいイベントであることは間違いないと思う。
でもあの大人数であの時間。あのゆるい雰囲気で開催される同じイベントではけっしてないだろう。寂しいものだ。
見直すということは、まずいところがあったから見直しするということ。
ドワンゴの場合は全体収益の問題とニコニコ動画の会員数であろうか。
そんな中ではイベントを開催する費用対効果を考えるであろう。
今までは多少の赤字でも宣伝効果とか知名度アップとかを考えて開催されてきたのかもしれない。
でも見直しするということは、もっと増収につながるとか、会員数増につながるとか、はたまたきっちり収益をあげられるイベントにするとか。
出るお金を抑えて収入を増やす、そんなことが考えられているのだろうか。
ニコニコ超パーティーを一度でも観たひとは分かると思うが出演者と観客の愛に溢れたイベントであった。
夢は夢であるがそこにはひとりじゃないリアルな夢が確かにあった。
違いはあれどそこにいるみんな全員がオタク。
オタクの寂しさとか心細さを感じさせないひとつにまとまれたパーティー。
それがニコニコ超パーティーでした。
もう会場全員で「桜ノ雨」を歌うことは出来ないけれど、新しいイベントでもオタクにも愛がもらえる、そんなイベントになって帰ってきてくれることを期待しています。