自己啓発。
それは自分を高めるために、自身のスキルアップを図るために、自分から積極的に学んでいくことだと私は思います。
誰かからのお仕着せで始めるのではなくて、自分の現状と将来のあるべき姿を考えて、自然と気持ちが盛り上がって学習することが自己啓発と考えます。
自己啓発は言われたからやるべきではないので、社会人全員が自己啓発に取り組む必要はないことかもしれません。
現状の仕事や立場に満足していたり、仕事や商売に必死であるためにその先までは見通せない場合の人もあるかと思います。
でもね、サラリーマンならね、自己啓発でスキルアップを図ることは常に考えていないとダメ、とても大切なことだと思う。
それはなぜか?
一昔前であれば初めて勤めた会社が終身雇用先になってくれましたが、今、たいていの会社では定年が60歳。
会社に再雇用してもらい延長で働いたとしても、今勤めている会社では65歳まで働くのが限界でしょう。
でも65歳では働くことは止めれません。
今や人生100年時代。
高齢でも健康な人は働いてください。というのがこれからの社会情勢だ。
さらにその上に年金だけでは今の生活を維持出来ない話が出ています。
生涯で2,000万円不足とか、65歳で3,200万円の貯蓄が必要だとか、シンクタンクとかが出した数字がわんさか出てきて、訳がわからない状態に今はなっています。
結局のところ、生涯でないとしても健康なうちは働く必要がある、それがこれから高齢者となる人達の求められる姿なんでしょう。
そんな社会なので、どんなに今勤めている会社が気に入っていたとしても、親族会経営でもない限りは、誰もが転職や再就職が必要で経験することになるのでしょう。
高齢での再就職は、日本の人手不足社会では簡単に出来ると思われているが、結構難しいらしい。
希望職種とマッチングしなかったり、賃金が合わなかったり…色々な理由があるらしい。
でも自己啓発でスキルアップを図っていたとしたら、職種はもっともっとマッチングしやすくなるのではないだろうか。
何も資格を取得するだけが自己啓発ではなくて、例えば英語が全然しゃべれない人と、ブロークンでも意思を伝えることが出来る英語が出来るひととでは、大きな差になるのだろうと思います。
自己啓発は資格でなくても、コミュニケーション技能とかプレゼン技能とか、あるいはマインドを鍛える自己啓発でも有りだと私は思っている。
自分のために自身を鍛える。
昨日より今日そして明日の自分がもっともっと輝けるように、自己啓発で学び続けることが出来る柔軟な心をずっと持ち続けたい、最近はそんなことを考えている。