mac-3's blog

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劇場版アニメ『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は、やさしいことばがこころに響く…

 

 

『ありがとう』

『がんばったね』

『大好き』を大切にして生きていく

 

いつか、やさしいひとになりたいです。

 

 

今日は7月のファーストデイ。

映画がお得に観られる日なので大阪の梅田に映画を観に行きました。

 

観たのは今泣けると話題の劇場版アニメ『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』です。

 

私は”青春ブタ野郎”シリーズをまったく知りません。

原作もテレビアニメも観ていないので、ストーリーや相関を知らないで映画を観ました。

 

なぜ知らない作品を観に行ったかというと、インスタで強く推されている映画だからでした。

 

私がフォローしている、いつも情報を流して頂いている方が、すごく泣ける映画、大きなタオルが必要なくらい、と言うことばで観ることを決めたのです。

 

でもこの映画、公開劇場が少ないのです。

大阪ではキタとミナミの2劇場だけ、ショッピングモールに併設された映画館では公開していません。

 

泣ける映画という大きな期待を胸にファーストデイを利用して観てきました。

映画は原作を知らなくても楽しめる内容でした。

人物の相関とか、過去のいきさつとか、何も知らずに映画を観てもすんなりと物語に入っていくことが出来ます。

 

この映画を観た感じ、どこかで味わったような!?

過去をなぞってみると、それは「涼宮ハルヒの消失」を観た時に似ている!感じです。

 

でもなぜでしょう?

話の内容もキャラクターも何もかもがハルヒとは違います。

 

自分なりに考察したのは、テレビシリーズで一つの完結を迎えたお話が映画で作るアナザーストーリーだから?でしょうか。

 

そんな映画は山ほどあるとは思いますが、なぜか私には「涼宮ハルヒの消失」を観ているような感覚を覚えました。不思議ですね。

 

確かにこの映画は泣ける内容です。

3つある生命のどれかひとつが途絶えてしまうかもの未来、命がもう一個あったら良いのに…

そんな理不尽なことを考えてしまう映画です。

 

最初から答えなんて分かっているのかもしれません、でもね、けどね、理不尽でもね、考えてしまう、それが青春なんでしょうね。

 

もう50代のおっさんが映画スクリーンの前から6列目で、ひとりポロポロ涙を流している。

周りも泣いていたかもしれません。

暗くて見えませんし、しかも男ばかりでしたが(笑)

 

惜しむ点はただ滑らかに進んでいくストーリーでしょうか?

主人公が困難に立ち向かう、そんな山場が2つ、3つとある方が私は好きです。

この点は少し物足りないかもですね。

 

でも移植ドナーを待つ、少女の思いと心の成長にはほんと涙でした。

 

『ありがとう』

『がんばったね』

『大好き』を大切にして生きていく

 

いつか、やさしいひとになりたいです。

 

この言葉は、映画を観たひと全員に響いたと思います。

 

がんばったね、ありがとう、大好き!

 

ことばが心に深く刻まれた映画でした。