人生で2度目の尿管結石になりました。
皆さん結石はご存知だと思いますが念のためにどんなものかを書き出しておきます。
おしっこの流れは、腎臓でろ過された尿が膀胱で貯められて尿道を通り排出されます。
このおしっこが流れる腎臓から膀胱までの間の尿管に出来る石を尿管結石と呼ばれています。
小さな結石であれば気づかずにおしっことなって体外に排出されますが、少し大きな石が腎臓から流れた場合には途中の尿路で引っかかって詰まってしまいます。
石が詰まった状態もおしっこが流れなくなるので気分が悪い状態ではあるのですが、尿管結石で一番苦痛なのは詰まった石が動いた時なのです。
尿路をひっかきながら、詰まりながら石が動いていく、その時に激しい痛みを引き起こすのです。
私の場合も夜中寝ている時に突然痛みが襲ってきました。
布団に潜って寝入っていた時です、突然に右脇腹あたりが突き刺すような痛みが襲ってきたのです。
その時思ったのは、数年前に経験した尿管結石と同じ痛みだということです。
左右の違いこそあれど2度目の症状、痛み方ですぐに尿管結石だと分かりました。
あの痛みは下痢とかの腹痛の痛みとは違います。
下痢の腹痛はチクチクとかじわーっと痛みますが、尿管結石はまさに『激しく痛い』のです。
私は夜中にきた突然の痛みに目を覚まして、冷や汗も出てきました。
もちろんトイレに行きましたが痛みは一向に収まりません。
その時、以前に医者の先生に言われたことばを思い出したのです。
それは「水をいっぱい飲んでくださいね。」ということばです。
結石はすぐに流れなくてもがんばって石を流すしかありません。
台所で冷えたお茶をコップ2杯ほど飲んで、後は横になりました。
その後我慢していましたが少し時間がたったからでしょうか、痛みが引いてきた感じがしてきました。
痛みが少し収まって感じたのは、横腹あたりが痙攣しているのです。
まだ石があるあたり、尿管がピックピック痙攣していたのです。
今回の痛みの大きさが分かりますね。
以前に経験した尿管結石では痙攣はありません。今回はたぶん以前より大きな石が私の尿路を転がっているのでしょう。
どうも私は尿酸値が高くて結石を作りやすい体質のようです。
おしっこが高尿酸で酸性が高いため、腎臓で結晶が出来やすいと言われています。
先生からは結晶が結石となって流れやすい体質と言われました。
前回に尿管結石に罹患してからはおしっこをアルカリ性にするクスリを毎食後に必ず服用しています。
でも今回はクスリを服用していても尿管結石になったということですね。
今回はたぶん水分が足りなかったのでしょう、そう考えることにしました。
夜中の突然の痛みがあった次の日はふとんに潜って寝ていました。
その翌日にようやくふとんからは出れましたが、普通に生活出来るようになるにはさらにもう一日必要でした。
痛みの原因である結石はまだ横腹に違和感があるのでたぶん右下腹部にあると思います。
でもあの大きな痛みの後にはそれほどの痛みが来ていないので、毎食後に服用しているクスリで少しでも効いているのかなとは思います。
皆さんもお気をつけて下さい。
水分は多めに摂取する。これが一番大切ですね!