「ありがとう!」
今朝の朝刊でとっても素敵な新聞広告を見つけました。
GODIVAの『ホワイトデーは、「ありがとう」を贈る日。』の広告です。
ありがとうって、とっても身近なコトバですよね。
でもこのコトバほど人を喜ばせることが出来るコトバって他にないと思います。
暮らしにネットが入り込んだせいか、人付き合いがゆるくなりリアルが薄くなってきたからこそ「ありがとう」の大切さを感じるのかもしれません。
人にやさしく「ありがとう」と伝える大切さを、色々な人に分かってもらえたらいいなとそんな気持ちでいます。
『ありがとう』は『有難う』と書きますが、その語源は「有ることが難しいほど尊い』ということらしい。
”普通じゃないありがたさ”それが「ありがとう」、尊いけれど身近なことがありがとうだと私は思います。
最近は「ありがとう」って言葉にして言えていますか?
例えばコンビニで、
レジの支払いで、商品を受け取った時に「ありがとう」と言えているでしょうか。
黙って支払いをして何もしゃべらずに商品を受け取って帰っていませんか?
相手は商売なのだから愛想よくしたり、袋詰めしたりするのが「当たり前」、と思っていたら、何かさみしいと感じないでしょうか。
私は味気ない…そんなふうに感じます。
例えば宅配の配達員に、
配達員が宅配で一軒一軒、配達するのは仕事だから当たり前かもしれません。
でも暑い中とか、寒い中を家まで配達してくれる。
それを考えると配達員と、配達員と対面する短い時間に気持ちよいサービスを受けたと「ありがとう」を言いたいものですね。
私は学生のときにアルバイトで某高島屋のお中元配達をしていました。
当時は今と違ってとてもゆるい世相で配達もゆるかったことを思い出します。
夏の暑い昼間、今もですが当時も留守にしているお宅は当然ありました。
でもその当時、不在伝票を郵便受けに入れるのではなくて隣近所で在宅のご家庭に宅配品を預ければオッケーでした。
今ではありえない行為ですが、当時はそれが普通です。
隣近所とリアルな付き合いがあるからこそ成り立っていたご近所の宅配物預かり。
当時に”配達員”だった私は、預かってもらえた時に心から「ありがとうございます!」と言えたものです。
高校生だった私ですが、配達するたびに「お疲れさま」とか「ご苦労さま」とか「ありがとう」とか、ハンコと一緒に言葉を頂いたことを覚えています。
ねぎらいの言葉ってやっぱり嬉しいですよね、元気をくれます。
配達のバイトをしたからだと思います、私はサービスを受けたら必ず「ありがとう」のコトバを返すことを忘れず行っています。
きっと相手は嬉しく思う、そして元気が出ると私は信じています。
「ありがとう」ってほんと不思議な魔法のコトバですね。