mac-3's blog

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関西で増えてきた電車の有料座席だが、不便や不満を感じる利用者も…

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電車

 

関西の電車でも有料座席が増えてきました。

 

京阪電車プレミアムカー・ライナーが導入された時には「誰が利用するん!?」と思ったものです。

その理由は、関西には”ケチ”と呼ばれるくらいにお金に厳しいひとが多いからです。

ケチというか「無駄なお金は使いたくない」、そんな考えのひとが多いのだと私は思っています。

 

そんな気質の関西なので「有料座席を作ってもだれも利用しないでぇ」、そんな思いがありました。

今まで無料で乗っていた京阪電車の特急です、混んでるからって有料座席に座るでしょう?

私であれば利用しませんねぇ。

 

実際はどんな感じかというと、利用率は50%くらいあるそうです。

ちょっとびっくりではないでしょうか?

 

利用料はワンコイン以内。もちろん乗車賃とは別に座席代として必要です。

 

大阪の京橋から京都三条まで特急乗車の乗車時間は40分~50分、混雑している時間帯では座ることは難しいので利用者がいているのかもしれません。

 

京阪電車からみたら、有料座席を設けてようが無かろうが乗客数は変わらないので、50%の利用率でも売上アップになるので導入したことがプラスだと思います。

 

利用者目線ではどうでしょうか?

混雑していても立って乗車に問題がないひとばかりではないと思います。

体の弱いとか、高齢でお金を出しても座りたいひとはいると思います。

確かに電車の中で40分も立ちっぱなしを考えたら座りたくなります。

乗り慣れていれば、降車時に空いた席に座るのは出来るでしょうが、旅行や行楽その他で利用するひと、ペアで隣り合わせに座りたいひとは座席確保は難しいかもしれません。

 

昨年に京都まで嫁とふたりで焼き肉を食べに行った帰りのこと。

お腹いっぱい焼き肉を食べて、大阪に帰るべく駅で特急電車に待っていました。

お腹いっぱいでその上にお酒も飲んだあとでもあり特急電車が到着するまで気付きませんでした。

 

目の前に特到着した急電車の車両は有料座席のデッキだったのです。

「こりゃまずい」と慌てて一番近い無料車両の戸口に移動し乗車しました。

 

休日の夜であるにもかかわらず結構な混雑です。

座ることは無理でつり革持っての乗車でした。

 

でも下車する京橋駅に着くまでにはそのうち座れるだろうと、高をくくっていたのですが一向に空いてきません。

 

駅に停車で降りるひとはいましたが、有料車両のほうから私のいてる戸口に雪崩れてくるひとたちが結構いたのです。

 

その時、隣の有料座席はかなりの空席がありました。

いつまでも座れない状況に正直思ったのは、「有料やめればいいのに」でした。

もし有料座席が無料座席であれば、私の周りに立っていたひと全員が座れたかもしれません。

 

関西ではJR西日本の”新快速”でも有料座席が導入されます。

一般利用者からみたら有料車両や有料座席は邪魔でしかありません。

もちろん高齢の親と一緒に出掛けるとか、特別な”お出かけ”で利用するにはとても有効だとは思います。

 

有料車両や有料座席を失くすことは出来ないとは思います。

ただ時間帯や乗車状況によって無料開放するとか、有料席を縮小するとか、料金ディスカウントするとか、そんなサービスがあってもいいのではないでしょうか?

 

有料座席が出来たことで不便を感じたり、不満を持っている利用者もいることを理解して、利用者目線のサービスに進化することを期待したいとは思います。