『オッケー、ぐーぐる。明日は晴れる?』
音楽が聴けたりテレビやエアコンのオン/オフをしてくれるスマートスピーカーが我が家にやってきて1年以上経過した。
今では暮らしに密着している。
歯磨きをしながら音楽を流したり、マインドフルネスで瞑想タイマーに使ったり、お店の営業時間とか知らないことを尋ねたりとそれなりに重宝して利用している。
特に利用しているのは音楽。
私だけではなくて嫁も音楽流している。
google miniを置いている洗面所は今まで脱衣したり洗濯したり洗面したりするだけの場所だった。
でもGoogleと繋がってからは常に音楽が寄り添ってくれている場所に変わった。
軽快な音楽から最新ポップス、日によってはクラシックを流す時もある。
今までありふれた単なる作業空間だった洗面所、そこの音楽が加えられて華やいだ雰囲気を醸し出した。
Google miniのおかげで洗面所の鏡の前に立つのが楽しくなっているのを感じている。
スマートスピーカーはどれくらい普及しているだろうか?
ちょっと調べてみたら日本では6%の普及率のだった。
少ない?それても多いと感じますか?
私は少ない数字と感じている。
普及が遅い理由、それは利用目的とかシーンがはっきりユーザーに伝わらないためでないだろうか。
何に使うの?どう使うの?という人が多いのだろう。
私の場合、実際によく使うのは、音楽、タイマー、天気予報、スケジュール確認、そして知らないことの意味調べである。
Google Homeは疑問が湧いたときにすぐ確認出来るのがよい。
年末に紅白歌合戦を見ていたとき、「松任谷由実さんは今何歳?」と聞いたら、『松任谷由実さんは◯◯歳です。』と即答してくれた。
もちろんGoogleと言えど知らないこともある、込み入った質問にも返事が返ってこない。
でもそのうちに機械学習で賢くなって、いつのまにか答えられるようになっている。
そんな日が来るような気がしてならない。
スマートスピーカーがもっともっと普及するのに必要なことは、会話を成立させることだと考える。
今は話しかけると答えてくれるが、答えは単発にである。
連続したした会話になってはいない。
また話掛ける最初に「おっけーぐーぐる」と必ず魔法のことばを言わないとgoogle Homeは答えてくれない。
Google Homeが人間と同じような会話が成立した時、我々の生活は一歩も二歩も未来に向かって前進すると私は思う。
「イヴの時間」のようにAI制御のアンドロイドと人間が一緒に生活する世界。そんな暮らしがやってくることを私は期待している。