今は12月中旬、忘年会シーズンたけなわである。
今年の忘年会は焼肉!!、『風林火山』での焼肉食べ放題を頂きました。
『風林火山』の焼肉の特長はなんと云っても炭火焼きではないだろうか。
タンからカルビそしてロースまで、テーブルに用意された炭火のうえで肉をじっくりと焼くのが『風林火山』の焼肉の特長だと思う。
炭火焼きの良さはガスを使わないので焼く時に余計な水分を飛ばしてくれる。
その上、ガスではないからガス特有の匂いなんかが肉に付着することもない。
逆に炭火の持つほのかな香りが肉にプラスされて肉の風味を引き立ててくれていると私は思う。
『風林火山』は炭火の網焼きが旨さを醸し出しているのだが、ガスと鉄板の焼肉と比較した場合とではどうしても肉が焼き上がる時間が長くなる。
今回も気になったのは焼き上がる時間。
焼き待ちで食べるのが停滞した場面もあった。
ガスであれば強力火力ですぐに焼き上がる場面でも、炭火は箸を止めて焼く作業をじっと見つめている。
皆でワイワイと焼けるので楽しくはあるが、焼くスピードではガスの圧勝である。
『風林火山』の焼肉食べ放題は100品目。
デザートバイキングも付いているソフトドリンクも飲み放題のプランにしたが、私の場合はアルコール以外は烏龍茶を一杯頂いただけ。
食後に薬を頂くために頂いた烏龍茶であったが、アルコールでちょっと疲れたお腹には大きな爽快感を与えてくれた。
焼肉+アルコールを飲んだ後の烏龍茶は偉大!?を実感したのでした。
『風林火山』の焼肉100品目に戻ろう。
焼肉はタン、ロース、カルビなど、色んな種類が揃っている。
ボリューム溢れる分厚いロースとか、逆に薄いが焼きやすく食べやすいタンとか、
どのお肉も柔らかく美味しかった。
タレは甘ダレと味噌ダレ、タレ皿もひとり二枚分は準備されていたので、2つの味を楽しめるよう準備がされているようだ。
私はやはり甘ダレ派。焼肉にぴったりのタレだと思う。
今回お邪魔したのは奈良にある私の会社に近い郊外型店舗である。
ゆったりした駐車スペースを確保して、忘年会や新年会、グループでの宴会が可能な広いスペースもあるタイプの店舗である。
大きな店舗ではあるが、個室での宴会ではないので隣りで飲食しているグループの声はダダ漏れで聞こえてきた。
大切なお客様の接待とか、静かにゆっくりとした食事を希望するかたのは不向きであるようには思う。
でもそれ以外のかた、炭火焼きの美味しい焼肉を仲間で楽しく食べたい人たちにはぴったりのお店ではないだろうか。