mac-3's blog

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『妻のトリセツ』を読めば、妻が女性が求めていることが分かる!

今話題になっている黒川伊保子の「妻のトリセツ」を読みました。

 

 

 

我が家は結婚して25年たちますが妻の気持ちが分からないことはありませんか?

男性にとっては女性の気持ちは分からないものですよね。

 

この本を読んで女性と男性の脳や考えが違うことが理解出来ました。

今は「なんだそうなのか!」とやっと分かったような気持ちです。

 

この本はどんな本かというと、家庭という最大のプロジェクトを脳科学をベースに戦略立てて生き残るための本です。

妻のネガティブトリガーを減らしそしてポジティブトリガーを増やしてコントロールする(したい)という本です。

 

女性というのは感情に伴う記憶を長期にわたって保存し、「みずみずしく取り出す」のが得意な脳を持っているらしいです。

だから妻が怒り出したとしてもそれは目の前で起きていることだけを怒っいるのではなくて、過去の体験記憶が数珠つなぎになって一気に引き出される「感情に連鎖される記憶」が増幅されて溢れるのが女性脳らしい。

 

男性からみると妻の怒りというのは理不尽で甚だ危険な怒りにみえるが、これはきずなを求める気持ちの強さゆえに怒りとなって現れているらしい。

「家庭一筋」の妻ほど男性に期待し続けるために女性の「期待」が裏返しとなって「怒り」としてあらわれるそうです。

 

この本を読んで妻が女性が少し分かったと思えたのは女性は共感を求めているということ。

「わかる、わかる」と共感することが女性との会話では重要であるということだ。

男性の脳は結論とか結果とか問題解決型の話しかしないが、どうも女性は違うらしい。

女性の会話には解決策は必要ないようで必要なのは共感するということ、女性は共感を求めているらしい。

「こうしたらよかったんじゃない」とか「もっとXX」とか結果に関することは必要ではない。必要なのは共感なのだそうだ。

 

この本の後半では脳科学でネガティブをポジティブに変えるポジティブトリガーの作り方が紹介されている。

私の場合ではあるが結婚25年を迎えた夫婦からすると結構ハードルが高いことが書かれていた。

 

感謝を伝えるとか結婚記念日とか言葉と行動が必要なアクションが色々と紹介されている。

素直に分かっていることをことばにすれば済むのかもしれないが、やっぱり言葉にうるのはこっぱずかしい…。

 

著者が最後に書いていることばが心にしみる。 

「夫婦の道は、照る日も曇る日も嵐の日もあるけれど、継続は力なりである。」

 

妻がなぜ不機嫌なのかが分からない時もある、理由もなく怒り出す時もある。

私も含めてだが、結婚している男性は妻の怒りをしっかりと受け止めて著者の最後のことばを胸に妻といっしょに歩んで行きましょう。