『インフルエンザの予防接種は受けますか?』私が毎月通っている掛かりつけ内科の受付で先日声掛けして頂きました。
「あぁもうそんな時期なのか」
冬が近づいてくる少し前になるとインフルエンザ予防接種の案内やお誘いがお医者さんや会社で飛び交うようになります。
そんなインフルエンザ予防接種ですが、積極的に受けるべきという人と予防接種の効果に懐疑的な人で意見が二分されているんです。
私は後者、懐疑的なひとに含まれているようです。
インフルエンザの場合、たとえ予防接種をしていたとしてもインフルエンザウイルスには感染します。予防接種ではインフルエンザウイルスへの感染を防ぐことが出来ません。
但しインフルエンザ予防接種していれば感染後に発症する可能性を低減させる効果が認められているようです。
厚生労働省のQ&Aページに記載されていました。
インフルエンザ予防接種をしている人の発症率はおよそ50%程度のようです。多くないですか?
インフルエンザには数タイプの型があり、接種したのと違うタイプでマッチしないとか色々条件あるようで予防接種をしていても半数の人は発症してしまうようです。
私はこの話を聞いてからインフルエンザの予防接種を私が受けるのは意味がないと思いました。
もちろん意味のある人達はいます。
予防接種をしていれば発症しても重症化を防止するとも言われることから、免疫力がない人とか体力が少ない人には意味があると思います。
このような人にはインフルエンザに掛かることが恐怖以外の何者でもないと思えるので、予防接種を積極的に受けるべきだと思います。
でも体力もあってバリバリ仕事をしているような人たちには意味がないと私は思います。予防接種しても50%は感染発症するのですからね。
インフルエンザ治療薬も多種化してきました。
有名なリレンザやタミフルだけではなくて、今年からは一回だけ服用すれば治療が出来る『ゾフルーザ』も出回るそうです。
例えばタミフルならば5日間の服用が必要でしたが、『ゾフルーザ』ならば1回服用するだけです。
薬の飲み忘れも防げるとてもお手軽な薬が出来たものですね。
『ゾフルーザ』ですが、おとな一回分薬価が4,789円。
本人負担が3割負担であれば、1,437円が個人負担です。
医者での支払いはこれに診察代とかetc。
まぁこれくらいの負担でインフルエンザ症状が緩和されるならば、「この薬を利用するのは有り」だと私は思います。
リレンザ、タミフルでも薬を飲み始めた次の日には結構症状が緩和されました。
でも症状を薬で抑えているだけなので薬はきっちり飲み続けないといけません。
『ゾフルーザ』も症状を抑えているだけなので自宅静養は必要です。ですが薬は飲み続ける必要がありません。とても楽ですね。
私は予防接種はしません。
もし感染して発症した場合には甘んじて治療薬を飲もうと思います。