台風21号で我が家は屋根に被害があった。
屋根の金属トタンの一部分が吹き飛ばされてめくれ上がっているのだ。
罹災証明をもらうために市役所うかがった時に、罹災証明と一緒にブルーシートも1枚頂いて帰ったが怖くて屋根に登れない。
我が家は3階建て住宅である。屋根上には3階のベランダから登るしかないが私は怖くて出来ません。(涙)
被災処置が出来ていないため被害にあった屋根下の部屋では今でも雨が降ると雨漏りがする状況のままなのである。
知り合いの工務店には台風が過ぎ去った次の日に連絡をした。
しかし電話した時点で既に12件の同様相談が入っていたようで、なかなか我が家の修繕までたどり着かない。
台風から2週間くらいたったころに工務店から修繕費用見積もりは頂いた。
見積りがあれば保険申請や見舞金申請が出来る。見積書に被害写真を添えて火災保険の申請をすぐに取り掛かった。
また会社や労働組合からは見舞金を頂けるようなのでこちらも申請をした。
どれも申請してから審査となるようだ。
市役所から罹災証明を頂いてるのだから、役場が罹災を証明しているのに何を審査するの?と私は思うがこちらからは何も言えない。
特に会社や労働組合は見舞金なのだ。
見舞金支払いを決裁するひとの捉え方や気持ちで判断が変わるのでないかと考える。
予算状況とか申請者数とかも少なからず影響あるだろう。
火災保険は申請して1週間くらい経過したころに担当者から留守電メッセージが入っていた。
留守電メッセージの内容は保険金支払が確定したという内容だった。
とってもありがたい話である。
3階の部屋が雨漏りしているため被害箇所の修繕をしないわけにはいかない。
保険や見舞金などが無かっても自分のお金で修理するつもりだったが、見積り費用分を保険会社が振り込んでくれるようだ。
この留守番メッセージを聞いた時に修繕費用とは別に臨時費用保険金を振り込むようなことを言われた。
「臨時費用保険金ってなんだ?」私は分からない。
私が入っている火災保険は家を建てた20年くらい前に入った保険である。
そのままほとんど何もせずに保険契約が継続しているために保険内容は確認したことがない。
ネットで火災保険の臨時費用保険金を調べたところ損害保険金とは別に臨時の出費にあてる保険金のようだ。
例えば被害で家に住めない場合、仮住まいするホテル代などの臨時出費に対応出来るようにする保険契約になっていたようである。
保険契約によるが損害保険金の10%~30%の臨時費用保険金が支払われるようである。
私は思ってもいない臨時費用なんかも頂けるようだがあまり嬉しくない。
被災者としては一日でも早くに自宅が元の姿に戻ってくれること、生活が元に戻ってくれることを願っている。
お金は大切だ。
だけど私の気持ち的には早く自宅を修繕して心が落ち着くほうがもっと大切だったのである。