奈良ホテルで私が携わる事業の解散会が行われたのでブッフェ料理を頂いてきました。
関西在住のかたなら大抵のかたはご存知だと思う奈良ホテル。
1909年開業したことから100年以上の歴史を重ねた老舗ホテルでありますね。
奈良公園内にある外見は純和風ホテルで、皇室の方々が奈良でお泊りされる場合にこの奈良ホテルがちょくちょく利用されているそうです。
とは云っても私には今ままで縁がまったくなかったホテルです。
大阪住みの私が奈良で宿泊することはまずないですし、会社の宴会で奈良ホテルを利用することなどありえない、お値段もね…。
そんな奈良ホテルですが宴会はホテル新館にある金剛の間で行われました。
いわゆる結婚式後の披露宴を行う大広間ですね。
ひな壇の前にいくつもの円形テーブルが置かれているホテルによくあるタイプで料理はブッフェスタイルでした。
ビュッフェスタイルは言い方をかえればセルフサービス方式。
各自がお皿に食べたい料理を取りに行って席まで運んで食べる。客が自分で動く方式です。
その料理はというと金屏風のあるひな壇と反対の壁際にたくさん置かれていました。
参加人数が80名強なので料理の量は半端ではありません。
でも写真がとれていません!食べるの必死だったので…すみません。(汗)
料理の味はさすが『奈良ホテル』といえる味です。
エビチリに使われている”エビ”、そして天ぷらそばの”えび天”、どちらの”エビ”もぷりっぷりで私の舌を喜ばしてくれました。
そんな中で私が特に美味しいと感じた料理が”そば”なんです。
えび天が1本乗せられただけのシンプルな”天ぷらそば”でしたが、料理にほっとするだけのあたたかさが乗っていて美味しさを感じられました。
「あぁ私は暖かさに飢えているんだ。」
一杯の温かいそばを食べるだけで心が喜ぶくらいに私のこころは暖かさに飢えていたのかもしれません。
いつも心を平滑にして運転しているつもりでもいろんな出来事が矢継ぎ早に起こりましたから。
事故にあったり、事業の解散、そして所属する部の仲間との別れなどいろいろな出来事が続いていきますから…。
心を暖める温かな"おそば"を私は合計3杯頂きました。
”おそば”の癒やしヒーリングは半端でないですね。(笑)
その他にも料理はサラダ、揚げ物、パン系にビーフシチューなんかが用意されています。
特にビーフシチューは大人気。
宴会がスタートとした人混みに揉まれるのが嫌で人混みを避けて少し遅くに料理をもらいに動きましたが、その時にはビーフシチューは既に空。
美味しそうでしかも高そうな食べ物にはみんなの注目が集まるんですよね。
これも食べてみたかったなぁ…。
ビュッフェスタイルの料理はどうしても作り置きした冷めた料理が多くなります。
ビュッフェスタイルでももっと温かな料理を提供出来ないものでしょうか。
温かい料理を温かいうちに美味しく食べる。
そんな事が出来れば私はビュッフェスタイルの料理がもっと好きになるのかもしれません。
ところで奈良ホテルですが、JR西日本の完全子会社になりましたね。
今まではJR西日本と近鉄が50%づつ株式所有していたので物事を決めるには双方親会社の合意が必要だったようですが、JR西日本の意向だけで決定出来るようになったようです。
果たして奈良ホテルで改革や改善のスピードアップは図れるでしょうか。
出来るなら私の希望する温かなビュッフェスタイル料理の提供を図っていただきたいものですね。