mac-3's blog

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ふるさと納税より自分が居住する自治体に納税するべきだ。

ふるさと納税について考えたことはありますか?

 

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以前より『ふるさと納税という仕組みはどうなの?』と思っていました。

ふるさと納税をしたひとには返礼品と税控除があります。

なのでふるさと納税は「めんどくさい」という気持ちさえ乗り越えれば、利用価値のある結構お得な制度だとは思っていました。

 

でも私はふるさと納税に参加していません。

その理由は、「自分が住んでいる自治体に納税しないと住んでる自治体サービスに影響が出るから」という理由です。

自治体は納税で得たお金をもとに色々なサービスを実施しています。

ごみ処理とか待機児童対策とか公共サービスとか。

自治体が手を付けないといけない問題は山とあって、すべてお金の掛かる話ばかりなのです。

 

ふるさと納税は自分の住む自治体に納税されるべきお金が他所の市町村に流れていくということです。

自分のところの自治体がお金に苦労しているのに自分の納税分を他の自治体に納税してよいのでしょうか。

 

もちろん自分の住む都市部の自治体にもふるさと納税されることはあると思います。

でも今のふるさと納税はふるさとは関係ないですよね。

返礼品の豪華さでお金を集めているだけですよね。

私の住んでいる大阪府では211億円!税収が流出したそうです。

 

ふるさと納税は国が決めた仕組みなので利用するのはダメとは言いません。

でも自分がお世話になっている自治体のサービスや質が低下する。またはしていくことを考えれば自ずと答えは出てくるのでないでしょうか。

 

これからは人口減少による納税者の減少が今以上に問題になってくると思います。

減少の大きな地方自治体への影響が大きいでしょう。だから地方への財源策のひとつとしてふるさと納税があるのかもしれません。

でも納税者が減るのは都市部も同様です。

高齢者数でいうと大都市部のほうが地方よりはるかに多くの高齢者を抱えます。

都市部こそこれから高齢化問題が顕著に現れてくるでしょう。

 

政府が作った策、自分にとってはメリットでも自分の街や暮らすことにデメリットが出てきたら意味ない策になりますよね。

納税に対して各自が考え行動することが求められているのだとは思います。

 

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私はふるさと納税をやりません。

なぜなら住んでいる自治体サービスが今以上に低下したら嫌だからです。

ただし、ふるさと納税にも良いと思える面がひとつあります。

それは「自分の収めた税金(寄付金)の使いみちを選べる」ことです。

ネットで調べると自分が住む自治体にもふるさと納税出来るような書き込みも見つけました。

もしこれが可能ならば、収める税金の使いみちをコントロール出来ることになります。

ただし自治体をコントロール出来るわけではないですけどね。(笑)