記事を読んで涙が止まらない。
先日の大雨は雨がやんだ後から色んな被災情報が飛び込んできた。
長く雨が続いただけ。
最初は小さな被害のような感じであったが、それは間違いであった。
だれも全体の情報を掴めていなかっただけだった。
呉の街そのものが陸の小島になって孤立したり、被害者や行方不明者も日を追って増えていくという、心が苦しくなりやるせない気持ちにさせられる。
さっきまで話していたのに…さっきまで一緒に笑っていたのに…。
一晩離れただけなのに身近なかたと連絡が取れなくなる。どうかご無事であることを祈ることしか出来ません。
我が家の近くにも大きな川がある。一級河川の大きな川だ。
普段は物静かに都会を流れる川。
だがそんな川でも私が住むより以前には水が出たことがあると聞いたことがある。
役場が発行したハザードマップ。
水害予測を確認しても我が家の地域は決して安全が保証されていない。
水害に会う可能性がある地域である。
水が出るってどれくらい?膝まで?それとも一階を飲み込むくらいまで水位は上がるの?
普段は何も気にしていてないことに今になって気がつく。
何も考えていないそんな自分に腹が立つ。「あ~情けない!」である。
被災記事を読んでやるせない悔しい気持ちになって、初めて「じゃあうちはどうするの!」と思っている。
今までとは気象状態が確実に違う。
気象庁が年に1度は日本のどこかで特別警戒の気象警報が発令されるといっているのである。
「まぁ大丈夫だろう」と、のほほんとしていてはダメ。
明日のことと考えて自然災害に対処しないと通じない。
大雨のとき、特別警戒の気象警報が発令されたとき、あなたはどうするか、家族はぞうするか。
避難して逃げるのか?それとも家に籠もって残るのか?
家族と離れている時、そんな時に被災しそうでも迷わないようにどう行動するかを事前に家族で相談しておく。決めておくのが良いかもしれない。
予めやることが決まっていたら余裕が出来る。
その余裕が有る無しはちょっとした小さな差かもしれないが、危険が迫っている時にはそんな小さな差が大切になるのではないだろうか。
私にはそう思えてしかたない。