他事業所へ移動する職場メンバーの激励会がありました。
移動者を見て、いつも思うのは「彼らは新しいチーズステーションを探しに行くんだ。」ということです。
そうです、スペンサージョンソン著『チーズはどこに消えた?』をいつも思い浮かべるんです。
この『チーズはどこに消えた?』という本はかなり有名なお話なので、多くのかたに読まれているのではとないかと思います。
内容を簡単に説明すると、ある時にネズミと小人がたくさんのチーズがあるチーズステーションを見つけます。
でも突然ある時からチーズステーションのチーズが無くなってしまいました。
ネズミたちは新しいチーズステーションを探しに旅立っていきます。
でも、もう一方の小人たちはその場を離れずにチーズが戻ってくるのをひたすら待ち続けます。
その後にネズミたちは新しいチーズステーションを発見しましたが、その場に残り続けた小人は飢えていく…だいたいこんなお話です。
職場を移動することは、望まれた移動でも、そうでない場合でも本人にとっては”変化”に違いありません。
その変化をどう捉えて納得して移動後に前向きに動くかが大切になると思います。
この本は、『変化を恐れてはダメ、変化を恐れずに前向きになることが大切』ということを啓蒙している本です。
今回移動する彼らは冒頭で云ったように、「彼らの新しいチーズステーションを探しに行くんだ」と思います。
新しいチーズステーションを探し出すのは簡単ではないでしょう。
新しい環境で、慣れないシステムで、新しいチーズを探し出さないといけません。
でもきっと自分にあったチーズを、大きなチーズステーションを必ず見つけると思います。
なぜなら彼らは変化を恐れずに自ら旅立つことが出来たネズミ達なのですから。
さて残った我々メンバーはどうでしょうか?
居残った小人たちに該当する残りメンバーはどうなるでしょうか。
飢えていくしかないのでしょうか?
私の考えは、飢えてはいかないと考えています。
なぜなら既に変化は訪れているからです。
変化してることを知っていて、待っているだけではチーズは見つからないことを既に知っているんです。
新しいチーズを見つけるためには『従来通りの考えをしていては新しいチーズを見つけることは出来ない』ということを残りメンバーは知っているので、前向いて進んでいくと思います。
だって私がそう思っているんですから。(笑)