「痛い!」突然指先に走る痛み。
なんか赤黒く血のような塊に見える、小さな点が指先にある。
よく見ると黒い先に見える。
そう、とげが刺さっていたのである。
最近は良い年のオトナになったのであまり怪我をしなくなった。
無理して走らないから転けないし、ぶつかることも少ない。
でもなぜかとげは指によく刺さる。
「我が家はそんなにささくれているの?」と考えるが、ごく普通の木造建築である。
皆さんはとげ抜きはどうしているだろうか。
私の場合は”針”で抜いている。
とげの周辺を他の指を使って強く押さえ、とげ穴の肉を盛り上げる。
そうすると少しだけとげの先が浮いてくるように見える。
浮いたとげに対して針でこじるようにしてとげを抽出するのである。
なかなか取れない場合には、とげ穴に針を突くこともある。
針で突く痛みは当然あるが、とげが刺さっている痛みよりかははるかにマシな痛みである。
今回も針を使うこの方法で無事にとげを抜くことが出来た。
とげを抜いて思ったのは目が見えないこと。
最初はメガネなしでとげ抜きをしていたが、小さなとげは見えにくい。
そこでメガネを掛けると…とげがもっと小さく見える。
とげ抜きが出来なくなってしまった。
しかたなく照明を明るくしてメガネなしで再チャレンジした。
わたしの場合は目が弱点であった。
ネットで調べるとルーペ付きのとげ抜きなんかを販売している。
これはこれでなんか使いにくそうではあるが、私と同様の悩みが少なからずあるのだろう。
どんなとげ抜き方法があるかをネットで調べてみた。
1,五円玉を使う
五円玉の穴をとげが刺さっている患部に押し当てる。
すると穴の中の肉が盛り上がりとげの先端が出てきてスムーズに抜けるらしい。
これは使えそうである、こんど試してみよう。
2,はちみつを塗る
はちみつには皮膚組織を再生する働きがあるらしい。
塗って放置していればとげが浮かび上がってくるそうだ。
ほんとだろうか…。
3,バナナの皮を使う
バナナの皮をとげが刺さった患部に当てて固定する。
バナナの酵素の力でとげが浮き出てきて抜きやすくなるそうだ。
とげが深く刺さて簡単には抜けないときに試してみたいと思う。
他にも梅干しや野菜とかを使うおばあちゃんの知恵的な抜き方があるようだ。
そもそも皮膚に刺さったとげは抜かないといけないのだろうか。
皮膚に刺さったとげは人間の自然治癒力で自然に表に出てくると思う。
新しく造られる皮膚によって表面へと押される形でとげが上がってきて取れる。
但し深く刺さっているとげは細菌感染することもある。
あと古い木のとげとか金属のとげとか、とげによっては患部が膿んだり腫れたり、痛みがひどくなったりすることもある。
とげが抜けなくて気になる場合には医者にいくことも考えよう。
それでも私は”針”でなんとかすると思うが…。(笑)