mac-3's blog

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アメリカンフットボールの反則問題にみる危機意識薄さが気になる

良識ある大人がとる行動ではないですね。

アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦で日大の守備選手が悪質な反則行為で関西大の選手を負傷させた問題で、日大の監督が直接被害者に謝罪した。

私からみたらやっと動いたである。

 

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日大の監督は監督であるだけでなく大学の常務理事など役職も担っている。

まさに学生を正しき道に導いていく指導者であるハズである。

だが今回の問題で行動や言動に理解出来ない点がみられる。

報道から入ってくる情報なので偏った内容で伝わってきているのかもしれない。

また報道機関が揚げ足を採ろうとしているのかもしれない。

でも報道から入る情報だけでも、監督の問題意識や危機意識の薄さが感じられた。

下記したいと思う。

 

1,スピード感のない対応

反則問題が5月6日に社会問題化してから監督は公の場に姿を表していなかった。

5月19日にやっと謝罪とマスコミ取材に応じている。

謝罪後の監督コメントで『まず直接謝罪するのが大事と考えた』と云われたが、その割には私から見るとのんびりした対応である。

私が思ったのは「この人いつの人?」である。

こんなゆっくりな対応が許される社会情勢ではないですよっと言いたい。

まずは動けと、考えるのは動いたあとである。

 

2,説明の回避

『選手が反則行為をしたのは監督指示か?』

これはマスコミが聞きたい重要ポイントであるが、今回の取材でも『文書回答する』などと説明回避している。

危険タックルは『私の責任』として監督が一手に責任を追うなら、問題を全てクリアにして説明する必要が監督にはある。

反則行為が社会問題になった時点で監督辞任だけですむ問題ではないと思う。

 

3,被害相手の名前(学校名)を憶えていない

関西学院(かんせいがくいん)大学は確かに憶えにくい読み方の学校である。

関西在住の私でも確かにそう思う。

でも被害者の学校名ですよ。憶えなくてどうするんですか。

名前を間違えられた相手は『誠意が感じられない』と思うのは、ある意味しかたないのではないかと思う。

 

4,謝罪に行くのに派手なピンク色ネクタイ

TPOとか作法とか常識とか、色々考えないのでしょか?

これも被害者の気持ちになれていない行動です。

『誠意が感じられない』と捉えられてしかたないと思う。

ピンクネクタイをした監督を見て、ある芸能人が派手な衣装を着てお見舞いに行った番組で視聴者からヒンシュクを買い、その芸能人はその後にテレビで見かけなくなった話を思い出した。

謝罪とか見舞いとかは相手を不快にさせない衣装が基本でしょう。

 

 

今回の反則問題は選手だけでなく監督及び廻りのスタッフも全てが当事者であったのだろうか。

だれも監督や選手を止めたり叱咤しなかったのだろうか。

反則問題が社会問題化した時点ですぐに落とし所を考えた結論を出すべきである。

組織の危機認識が薄いと思われてしかたない。

 

監督を辞任して終わりで済むのだろうか。

第2幕があるような気がしてならない。