一曲目の歌い出しからフルスロットルでした。
『ニコこれツアー2018』ニコこれ~ミュージックこれくしょん-大阪編-~に参戦した。
ニコこれツアーは”ニコこれ”の名前が付いているようにニコニコ動画で活躍されている女性歌い手さん8人によるライブだ。
女性が8人集まればほんとに強い!
ボーカルが入れ代わり立ち代わり曲を披露してくれる、そしてコラボして歌ってくれる。
しかも最初からビートの効いた曲が隙間なく続くから、客はテンションMAX状態でライブに釘付けになっている。
ライブには少しくらいのアクシデントはあった。
でも気にならない。
MCが少し噛もうが、機材のトラブルがあろうが、歌詞が飛ぼうが、テンションMAXの観客からしたら大したことではない。
皆気にしていなかった。
そう、これこそライブだと思っていたと思う、私がそう思っていたのだから。
通常、ワンマンライブであればアーティストが息切れするので激しい曲ばかりが続くことがない。
でもニコこれツアーのライブは同じアーティストが連続で歌うことがほぼ無いので、連続した激しい曲のパフォーマンスが出来る。
アーティストが入れ替わり立ち代わりチェンジしながら曲を披露する。
パワフルなステージであった。
この激しさは、先月参戦したガルニデリアのライブでさえ、「あぁ、おとなしいライブだったんだ。」と思ってしまった次第である。
恐るべし『ニコこれツアー』である。
『ニコこれツアー』は観客を乗せるのも非常に上手である。
客も分かっているので”声出し”、”手を振る”、ステップそして”ジャンプ”と、ステージと客席すべてがひとつになってライブを作っていた。
観客が慣れているというのはあると思うが、主催側がスタッフを含めてライブ全体を把握しているからあそこまで会場一体になった空気を演出出来たんだと思う。
私はニコニコ動画をほとんど見ない。
なぜこんな私がニコこれツアーに参戦したかというと、歌い手の「松下」さんが出演するからである。
歌い手の「松下」さんは私の音楽ソースであるストリーミングサービス”Google Play Music”に教えてもらった。
松下が歌う『テロル』を聴いて、『再教育』を聴いて、そしてアルバム『松下が二次元に恋する15の理由』を聴いてもっと聴きたい!直接ライブで歌を聴きたいと思ったアーティストである。
私が「松下」さんの曲をダウンロードをしない理由はどこにも存在しなかった。
ライブで初めて見た「松下」さんは私の想像以上であった。
なんかステージ上の彼女は大きく見えた。
けっして大きな女性ではないのに、初めて見るのにである。
今度はワンマンでやさしい曲やバラードも含んだ、「松下」さんの全てを聴かせて欲しいと思う、いつか…。
今のささやかな楽しみである。
心斎橋somaにて