会社や街で新入社員を見掛けるようになりましたね。
まだシワのないきれいなスーツに身を包んで、ひと目で新社会人だというのが分かります。
新人は見ているだけで初々しいですよね、まぁうちの職場には縁遠いですが。(笑)
大学生を採用する会社の人事からしたら、やはりどこの大学を卒業しているかが重要になります。
というのはどうしてもひとりひとりの個性や能力というのは会社側の人事は把握して掴まえ切れないそうです。
じゃあどうするかというと、頭が良い大学とされる学校の生徒を採ろうとするそうです。
優秀な大学に入学出来た人達は大きく3パターンに分けられます。
ひとつは天才や秀才タイプ。
あまり勉強しなくても授業が分かってテストもそこそこ優秀な成績を残せる人です。
マジで天才!ですね。
とっても優秀なこのタイプはどの会社も欲しがる引く手あまたでしょう。
次はコツコツタイプ。
頭の出来は並ですがまじめにコツコツと知識を積み重ねて優秀な大学に入学したタイプ。いわば努力タイプです。
会社での仕事は派手に見える業務もありますが、大抵はとても地味でコツコツ仕事の積み重ねです。
こんなコツコツタイプは会社の人事が喉から手を出しても欲しがるタイプだと思います。
そして要領のよいタイプ。
頭の出来は並でコツコツ努力しているようでもない…でも優秀な大学に入学して卒業出来るということはポイントを掴む要領が良いタイプです。
ある意味このタイプはすごい才能だと思います。
やはり会社には必要で人事のひとは欲しがるでしょう。
優秀な大学には何かしら光るものがないと入れませんし卒業も出来ません。
上の3つのどれか必ず持っているから優秀な大学に入学出来ているということです。
優秀な大学の就活生を採用すればまず間違いなしと考えてしまいますよね。
ひとの良し悪しは大学で決まるわけではありません。
しかし採用する会社の人事担当からすると人の善し悪しを多くの人数の中から面接その他で判断するのはとても難しいのでしょう。
まず間違いがない人物を取るために、少しでも優秀な大学から採用しようとする動きになってくるんだと思います。
就職とは何ですかね。
今は個人の能力とやる気さえあればフリーランスとか起業するとか働き方はあると思います。
でも企業に雇用される就職するのはメリットが多いので悪くありません。
会社が入社すると会社費用負担で新人教育してくれます。
会社費用で個人のスキルアップが図れるんです!
新人研修や教育は個人や小さな会社では到底考えられないメニューを受けることが出来ます。企業はすごいですよね。
この研修や教育は社会がまだ分かっていない新人にはとても有益なことであると思います。
会社が研修して初期投資した多くの新人ですが、新人でなくなるころに辞めていく人がいるんです。
会社は新人に投資した費用を回収出来ないうちに辞められてしまいます。
今の若者は会社にしがみつく必要を感じていません。
転職してスキルアップするのがある意味当然になっています。
企業側も新人に投資した費用が無駄にならないように、投資費用を回収出来る方策を検討することが必要でしょう。
そうでなければ、今の転職ありきに見える若者に対応出来ないのではないでしょうか。