今日は地元の商店街を歩いてみました。
私鉄の駅と駅間を線路沿いに連なっているけっこう長い商店街です。
ですがなんか寂しかった…。
シャッターが下がっている店がありますし歩いている人もそう多くはありません。
私が住む街は大阪の隣町で人工50万人超の大きな街ですが、この街にも「とうとうシャッター街が出来たのか…」と思ってしまいました。
予測はしていました。
この街に越してきたころは夜中12時を廻っても歩いているひとをちらほら見かけました。
「電車は止まっている時間なのにどうやって帰って来たんやろう?」とか、他人事ですが心配したりしていました。
でもそれも最近はめっきり少なくなったように思います。ひとが少なくなってきたんですよね。わが街にも人工減少の波がきたんだと思います。
商店街でいえばライバルとなる大きなショッピングモールがいくつも作られたこともが大きく影響していると考えます。
少し車を走らすと明るくきれいで華やかなショッピングモールがあれば、車がある人達は昔ながらのショッピングセンターには行かないですよね。
しかも車だと色々買っても持って帰れますから。
私も買い物といえば車を走らせてイオン系のモールに行きます。子どもが小さかったころには地元商店街に自転車で買い物に行っていましたが、今の買い物はすべて車で移動ですね。
シャッター街に再び人をひきつけるには一連の戦略が必要だろうと思います。
あそこにいけば◯◯がある。とか、◯◯をやりに行くのに通る。とか。
半径5km~10kmくらいに住む人達が訪れてくれるのを待つ、そして買い物してお金を落としてくれるのを口を開けて待つのではこの先は衰退するだけです。
日本は人工減少しています、このため今年より来年、そして再来年と待つだけでは売上が落ちていくだけです。
出来ることは何でもする、例えばネット販売で商圏を拡げる、インスタ映えする店舗や商品を作る、話題になるもの作る、あるいはインバウンドの外国人を呼び寄せることする…など
次々と手を打たないと衰退するだけですよね。
商工会??とかのかたが商店街の先行きを考えているとは思います。
でも個人個人がどうするか、どうしたいかを考えて実行しないと昔ながらの商店街は無くなってしまうのではないか…そんな危惧をしています。