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労働者の括りは今のままでよいのだろうか…連合の春季生活闘争総決起集会に参加して思ったこと

連合の春季生活闘争総決起集会に参加してきました。

今まで労働組合に参加しながら会社を離れた活動には、とんとお世話になっていませんでした。

ひょんなきっかけで(クジ引きです…)組合支部の委員になったのでやるなら積極的にといろんなことに参加させて頂いています。

今回は連合の春季生活統合総決起集会です。いわゆる春闘の決起集会ですね。

アベノミクスの効果かは分かりませんが、わが社以外はどこの組合も近年ベアアップを獲得されているので集会は「なんか緩んだ空気…」でした。

正直緊張感がありません!という印象です。

 

春闘では組合スト権を連合に移譲するのに賛同しましたが「こんなんでいいの?」と思ってしまいます。なにやら集会をイベントとして楽しんでいるようにしか感じられませんでした。

 

私は労働者を束ねる組織は必要だと思います。

組織は数が多くなればなるほどにちからを持つので小さな組織を更に束ねる大きな組織も必要だと思います。

でも労働環境が激しく変動する兆しを見せている昨今においては旧態以前の組織体でいいんでしょうか?

格差や階級は組合や連合の組織外で発生しているのではないでしょうか。

格差是正を唱えるならば格差や階級が違う人々も含めた枠組みで取り組みが必要だと考えます。

労働組合や連合という組織で活動するには枠組みが違うのでは?と云うのが私の考えです。

逆にいうと今の連合や組合の枠組で格差是正は叫んで欲しくないですね。

労働組合や連合は労働者から組合費を徴収して成り立っている組織です。であるならば組合費を支出している組合員のために最大限になる活動をして頂く必要があります。

組合内で格差があるのですか?連合内で格差があるのですか?

 

集会には来賓として政治家のかたも参加されていました。

政治家のお話は春闘というよりも裁量労働制について阻止したような話ばかりでした。

裁量労働制はそんなに悪ものなのでしょうか。

裁量労働制は労働時間ではなく働いた労働の成果に対して賃金を頂くやりかたですね。

ある意味、信賞必罰です。

私は裁量労働制にどちらかと言えば賛成しています。

悪いのは裁量労働制ではなくて、それを運用する経営側がダメだと思っています。

裁量労働制にするとサービス残業が増えるとか労働者に良くないとか労働側が悪いとかいう話になってしまうように思います。

裁量労働制に合わせて経営側や管理職をマインドコントロールする必要があると私は感じています。

ほんと管理職の中には課題は出すが出したまま、または丸投げをして決してケツを拭かない人もいてますもんね。

 

日本はたくさんの外国人労働者が参加する社会になりつつあります。

自分よりすぐれた能力を持つ外国人がたくさん会社にいるようになりますし、また女性や高齢者も雇用されるでしょう。

 

色んなひとの力を集めないと日本は回らない!とすると、時間にとらわれずに働く裁量労働制が必要だと私は考えます。皆さんの考えはどうでしょうか?

 

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