新聞で目についたコラムがありました。
それはこれ⇓
著述家の湯山さんが書かれていた”減点主義は将来に「ソン」”です。
「欠点ばかりに目がいって使えない」という悩みへのアドバイスとして書かれていたのですが、減点主義管理マインドの人間は多いけど上のひとはトクなことを考えるのが仕事で『減点主義でいるとソンですよ』というアドバイスです。
では会社員として、社会人としてトクな事はなにでしょう?
「トク」を考えるなら知見を広げることでしょうか。
もっと自分の勉強にエネルギーを向けることでしょう。
それは、仕事関係の本を読み勉強会に出かける。プライベートで色々な業種のひとに会い刺激をもらう。他の街に出かけてその街の経済活動を肌で感じる。etc…そんなことでしょうか。
私は以前から仕事をする上で『スキル』や『技術力』と同じくらいに大切なことがあると思っています。
それは「自分の感性をみがくこと」これは会社の朝礼なんかでも云ってきました。
今の世の中はいろいろな情報が溢れていて、インターネットにアクセスすればすぐに欲しい情報が手に入りますよね。
でも本当に欲しい情報を溢れる情報の中から選び出す、自分に大切な情報をピックアップするためには常に自分の持つアンテナを磨いて情報に敏感になっていないとダメだと思います。
私は自分の持つアンテナを磨くために常に新しい物やホンモノに触れたり、最新技術なんかを掴んだりするようにしています。
アンテナを磨く場所で言えばやはり”東京”ですね。
新しいことが起こるのはいつも東京からです。経済にしろ、技術動向にしろ、また美術展、原画展そしてライブ…趣味の世界まで新しいモノに触れたければ”東京”にいかないと触れられません。
「ネットがあるから地方住みでも情報格差はないやん!」と思われるかたがいるかもしれません。
でも”◯◯ショウ”とか”◯◯展”とかあるのは東京なんです。私は年に4~5回は自分のアンテナを磨きに東京に訪問しています。
先日ラスベガスで開催された”CES”。まさにエレクトロニクスではない新しい魅力いっぱいの展示会だったようです。
その中でトヨタはビジネス戦略の方向転換を鮮明に打ち出しました。
トヨタは「モビリティー・サービス企業を目指す」ことを発表したのです。
これ大変革ですよね。トヨタは自動車の製造会社ではなくサービス会社になると言っているのですから。
会社の方針変換をエレクトロニクスの展示会で発表したんです。
私の住む街にもネットによってトピックニュースは伝わってきます。
会社でも出張?に行かれたかたの現地の声や写真も伝わってきました。
でも自分で感じないと伝わってこないことが必ずあるんです。人それぞれ立場も目線も考えも違いますし思いが違いますから。
「自分の感性をみがくこと」、それは自分のもつ知見を拡げるための大切なことだと私は思います。