これから15年後には3戸に1戸が空き家になるということはご存知でしょうか。
日本はすでに人口減少が始まっておりこれから先まだまだ人口が減少します。
現在800万戸の空き家がありますが15年後にはこれが2,100万戸にまで膨れ上がるそうです。
日本には住宅が余っているにもかかわらず住宅減税とかゼネコンとかいろんな絡みがあるので新しい新築の家が郊外にどんどん着工されていますよね。
これから先どうなっていくのでしょうか?
私の住む住宅周辺を見廻すとアパートとコインパーキングが増えています。
私が住む住居は駅から徒歩10分かからない場所にあるので、まぁ便利な立地にあると思います。
廻りの住まなくなった住宅とか小さな工場とかは空き家になるのではなく、アパートやコインパーキングに衣替えされているようです。
でもこの先はどうなっていくのでしょうか。
子供世代は親から別居してすでに別の場所で住んでいるでしょう。そんな状況では親の家に住む人が居なくなった場合には空き家になるしかありません。
あっちの家、こっちの家と空き家がポツポツと増えていくとスポンジのような社会が進行していくと思います。
既に地方の町では空き家が出てきています。わが家の回りではまだ目立った空き家はありませんが時間の問題で出来てくると思います。
住まなくなった家は不動産ではなく負動産です。
これから15年後までに1000万戸以上の空き家が出来て来るんです。中古の家は駅に近いとか、病院とかショッピングセンターとか何かがないと売れなくなるのではないかと思います。
車やネットがあればちょっと郊外でも自然がある方がいいし大丈夫なんて考えでは
ダメではないでしょうか。
行政もコンパクトシティを目指すなんて云っています。
ゴミ収集とか雪のときの除雪とかで我々は行政サービスを当たりまえのように受けていますが、周辺の人口が減ったら行政だって過大サービスは続けられないですよね。
下手したらゴミ収集が1回減るとか集積地が遠くなるとかあるのではないかと私は思います。
あと現実に起こっているのは選挙!!
投票所が集約されて近所の歩いていけるような場所では投票出来なくなってきている地方もあるそうです。
若い人は街なかに住みますよね、郊外には住むひとは減るでしょうねぇ。
わが家でも子供にだけは自宅の負債だけは残したくないと思っています。
自分は好きで住んでいますが、住んでいる家が将来売れずに負債になる…これだけは避けたいです。
もしこの先、売却出来ないような時代になるのであれば、事前になんとか処分出来るように自分が考えて借家に住むのが一番ではないでしょうか。
子供に考えさせる問題では内容に思います。
こんな空き家問題に興味あれば野澤さんの本が役に立つと思います。↓
よければどうぞ!!